[懺悔]①秘密のやくそく『生き残り兵』 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

残酷すぎる戦争中の話は大人はしませんでしたが、幼い子供の私には、静かに語りだします。

帝国陸軍には、語ることのない「秘密の約束」がありました。

その大人はすごい眼差しで「おじさんの後ろにどんな人たちがいるの?」と。
「後ろから歩いているよ。おじさんのお父さん見たいな人たち。たくさんだよ。」

その若い男性は、『生き残り兵』に指名されたそうです。
大隊が全滅しても生き残るように、いつも後方に下げさせられていた。

旧軍の編成は、将校将官の任地は命令で移動する。
しかし郷土部隊の兵隊は、同じ戸籍地の者たちで、共通の文化環境で育った幼な馴染みでもあった。わっしょいわっしょい・・と一緒に最後の突撃をした。郷里では一斉に葬式が行われることになります。

その男性は、寺の跡継ぎでお経が唱えられる。
涙が滂沱として落ちていました。

 

還ってきた『生き残り兵』が約束を果たすため、死者の伝言を遺族の元に伝え歩いたのです。

 

出征兵士を送る歌