イスラエル保健省のデータ分析から「コロナワクチン接種者の死亡数は、新型コロナ感染症そのものの死亡数より40倍高い」…という独立系の報道に疑問を持ちつつも、あえてご紹介させていただく理由
投稿日: In Deep
【抜粋】
❒イスラエルのワクチン接種者の死者が激増しているという報道
ちょっと迷っていたのですが、数日前に1度記事にしようとしてやめたものについて、今回ご紹介してみようかと思います。
イスラエルの「ワクチン接種後」の話と関係するものです。
イスラエルは世界最速で国民の大多数へのワクチン接種が進められている国のひとつですが、ワクチン担当部局であるイスラエル保健省のデータを、フランスの大学の教授(イスラエル国籍を持つ方)などが分析したところ、
「コロナワクチンを接種した人たちの死亡数が、コロナそのもので亡くなった人の数より著しく高い」
ことが見出されたということが報じられていたものです。
そこにある数値はすさまじいもので、イスラエル保健省のデータの検証で、
・65歳以下では、ワクチン接種者の死亡率は接種していない人の 260倍
という壮絶な数値が書かれているものでした。
書いた方は、仏エクス=マルセイユ大学のエルヴァ・セリグマン博士という方で、ご本人はイスラエル国籍のある方で、これまでの学術論文の発表数などから見ても、まったく申し分のないキャリアのある科学者です。
それで、最初はそれが掲載されていた記事を翻訳したりしていたのですけれど、イスラエル保健省のデータと、その記事を比較していくうちに、
「?」
という部分がいくつか出てきてしまったのです。
簡単にいえば、データからだけ見れば、この著者たちの言うような数値は示されていないようにしか思えないのです。
いまさら言うまでもないですが、私自身は、コロナワクチンに対して、それがどのようなメカニズム(mRNA だとかウイルスベクターだとか不活性だとか)に関わらず、同意できない立場ではあります。反ワクチン派といわれても仕方ない部分がある人です。
コロナワクチンの場合に対してのその最大の理由は、どんなタイプのコロナワクチンであっても、 ADE (再感染により、感染状態が悪化する現象)を免れないと思われるからです。
しかし、コロナワクチンに反対だろうが、そうではなかろうが、データ以外には理論の拠り所はないわけで、今回見た記事のいくつかの数値は「どうも合点がいかない」という結論に達したのです。なので、記事にするのをやめていました。
ただ、元のデータがヘブライ語(イスラエルの公用語)であったりと、何とも難しい部分もあります。
しかし、それが単に与太話と判断したならば、それまでですが、私がたまに参考にさせていただくアメリカのサイトが相次いで、この記事を引用していました。どちらも比較的、科学あるいは医学に強いサイトです。
以下が引用されているサイトのページです。
「ワクチン接種を受けた人の桁違いに高い死亡数」:イスラエルのワクチンデータは恐ろしい状況を明らかにしている
'Orders of Magnitude Higher Deaths in the Vaccinated': Israel's Vaccine Data Reveals a Frightening Picture
COVID-19によるイスラエルの高齢者に対する死亡率40倍の実験的ワクチン
Experimental vaccine death rate for Israel’s elderly 40 times higher than COVID-19 deaths: researchers
イスラエル保健省:ファイザーワクチンは「新型コロナ感染症自体による死亡数より40倍高い率で高齢者を殺した」
Experimental vaccine death rate for Israel’s elderly 40 times higher than COVID-19 deaths: researchers
フランスでは、英アストラゼネカ社のウイルスベクターワクチンが使われていますが、先行して接種された医療従事者たちのあまりの副反応の多さに、
「フランスの介護施設従事者の半数はワクチンを拒否している」
とロイターは報じています。
そして、もうひとつの「不活性化ワクチン」。
これは Wikipedia 的には「ウイルスの毒性をなくし、必要な成分を取り出してワクチン化したもの」ですが、中国シノファームのワクチンはこれに該当することが以下の記事で取りあげました報道には書かれています。
中国シノファーム製コロナワクチンの「副反応の全リスト」が中国の専門家の投稿により判明。記載されている副反応は73種類
地球の記録 2021年1月12日
この中国シノファームのワクチンを国民の多くに接種しているアラブ首長国連邦が「ひどいことになっている」ことを以下の記事で書かせていただいています、
人口100人中のワクチン接種率で世界第二位の高さを誇るアラブ首長国連邦で、接種開始後2ヶ月にして過去最大の新型コロナ死者総数を更新中
地球の記録 2021年3月4日
以下のグラフにありますように、ワクチン接種開始後、「新型コロナウイルスの死者の増加に歯止めがかからなくなっている」のです。
理由はわかりません。
再感染した際に重症化する ADE (抗体依存性感染増強)の可能性があるのか、変異種の問題なのか、その他の何かなのかはわかりません。
しかし、現実、死者は増え続けている。
他のタイプのワクチンでも、「死者数が良い兆しを見せている」という国や地域は私が知る限りはないです。
今回、確証があやふやなイスラエルのワクチン後の報道に関して、ご紹介させていただいた理由はここにあります。
つまり、ワクチン接種開始後、どの国であっても、
「何も良い方向に行っていない」
ということです。
おそらくは、程度の差はあれ、日本もそうなると思います。
初夏になり、夏になれば、表面上、感染確認数は減るかも知れないですが、それが何も意味をなしていないことは、秋になればわかります。
そして、その頃には、「死因の理由のわからない死者が続発し始める」(本当はわかっているけれど)のかもしれません。
そういう懸念と共に生きる社会となってしまいました。
全文は元記事へ➡ https://indeep.jp/what-is-the-truth-about-the-number-of-israeli-vaccine-deaths/
*追加
二十歳の女子大生が治験バイトで死亡