■■腕に絡みつく異形の蛇 ❒ 中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む  | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

義姉の腕に薄く巻き付く蛇が視えた・・
これは言わずに、手を取り腕をジッと凝視して、体調を問うた。
異常は無いと笑い飛ばしたが、フッと真剣になった。私の忠告には意味があると知っているからです。

レントゲンを撮ると、腕に大きな亀裂があったが、その影には骨ガンの心配は無い。気付かぬうちに裂けていたようです。

 

異形の蛇は人間にとって邪悪な死の象徴ですが、使者でもあるようです。

当分通院して、心配ない状態になりましたが、骨に潜り込んで小さな蛇神(ナーガラージャ)となられた。(笑)

 

 

「NHK出版 本がひらく」@NHKWebMagazine·5月28日
私も蛇は苦手ですが、まさかその原因が6500万年前の先祖の恐怖体験の記憶に起因して、初対面の乳児や猿も本能的に怯えるなんて…(゚o゚;;
中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む《人はなぜヘビを嫌い、恐れるのか?(1)》」|本がひらく

[一部引用]

邪悪の象徴

 人間にとって蛇の異質さは格別である。紐状の長い身体。四肢を持たないのに自在に動きまわり、鱗の肌は冷たく、目はさらに冷たい。鳥のように卵から孵化し、昆虫のように脱皮し、二股に分かれた舌で臭いを嗅ぎ、共喰いし、音もなく近づく。上顎と下顎をつなぐ関節を外して、ギョッとするほど大きく口をあけて獲物を丸呑みする。牙には猛毒を有するものもいる。危険さが異様さを倍加させる。 

 蛇に対する恐怖が先天的なものか後天的なものか、世界各国でさまざまに研究されてきた。それによれば、(異論もあるが)一度も蛇を見たことのない乳児や猿でも怯えるらしい。理由は樹上生活をしていた六五〇〇万年前に遡る。人間の先祖は捕食者から逃げるのに木の上へ上へとのぼっていったが、大型動物が近づけない細い枝の先まで執拗に追ってきたのが蛇、つまりもっとも危険な敵が、蛇だった。その遠い恐怖の記憶が、今に至るも残っているのだという。

 蛇のシンボル性は、強烈な存在感を放つものの常として、両極端に割れる。ポジティブな面としては――とぐろを巻く姿から「永遠、悠久」、形が男性器に似ているので「生命力」、脱皮するところから「再生」、毒は薬にもなるため「医療」の、各シンボルとなる。ネガティヴな面としては――人間の天敵ゆえに「死」、哺乳類と全く違う目から「魔力」、異形と危険の組み合わせから「邪悪」、そこから派生して聖書では「サタンの化身」とされる。

 蛇を邪悪と見なすならば、蛇が嫌うものは善であり正義となる道理だ。芳香で蛇を近づけない百合の花や、蛇を捕食する猛禽類(とりわけ鷲)が、ヨーロッパ各王家の紋章に使われているのはそのためである。


元記事へ https://nhkbook-hiraku.com/n/n34c2842685bf

 

 

 

snake charmer with 4 cobras in Kochi (India)

https://youtu.be/rJFmLtMGSqs

 Alexandra Sfintesco•2010/03/01

 

インドの蛇使い
蛇使いは、蛇(主にインドコブラ)が入っているカゴやザルの前で笛を吹き、コブラを操るように見せる芸(コブラ踊り)を行う。 この際のコブラの動きは、笛の音に反応しているものではなく、蛇使いが足でカゴを叩く振動や目の前の笛の動きに反応しているものである。


蛇使い - Wikipedia