フィリピンのタール火山が噴火、◆本当に恐ろしい「カルデラ噴火」 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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フィリピンで12日、タール火山が噴火しました。

火山灰は首都圏にも降り、マニラ空港も発着停止に。

噴火当時、火山近くいた避難話を聞きました。(冨田すみれ子 @rekopekopako)

 

 

【最新映像】フィリピンで火山が爆発 世界中が地震と火山のカオス 2020年1月12日(現地)

https://youtu.be/cRbRWpaDoNw

ユーツベ ひとり放送局

2020/01/13
日本時間の今日12日(日)15時頃から、フィリピン中部のルソン島にあるタール火山で大きな噴火が発生しています。噴煙は高度1万5000mほどの高さにまで到達しているものとみられます。

 首都マニラからは、火山灰等の噴出物の摩擦で発生したと考えられる稲妻(火山雷)が観測されています。

 タール火山(TAAL/標高311m)は、首都マニラの南約60kmにあり、カルデラ湖であるタール湖の中央に浮かぶ火山島です。

 タール火山で大きな噴火が発生したのは1977年以来で約42年ぶりです。

 1911年には大爆発が起きて全島民の1000人以上が犠牲になっているほか、1965年にはマグマ水蒸気噴火がおきて200人が犠牲になるなど、たびたび大きな被害を引き起こしています。

 フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)は国民に向けて、タール火山の噴火活動への警戒レベルを0~5の6段階で設定して発表しています。PHIVOLCSは段階的に警戒レベルを引き上げ、日本時間の20時30分には上から2番目のレベル4に引き上げました。

 周辺では降灰が確認され、現地当局は火砕流と津波の危険性があるとして、タール火山島とバタンガス州アゴンシロとローレルという地域に避難勧告をだしてます。

 現地のウェザーニュース社員からは、目が開けづらいほどの降灰があり、マニラ国際空港は閉鎖されたとの情報が届いています。

 飛行機の発着が停止されたのは、噴火により多量の火山灰が大気中に放出されると、それを吸い込んだエンジンが出力停止したり、窓ガラスに傷が付いて見通しが利かなくなるなど、航空機の運航へ重大な影響を及ぼすおそれがあるためとみられます。

 フィリピンを発着する便だけでなく、付近を通過する国際線の飛行機も、経路の変更などで遅延が生じる可能性があります。


 火山活動はさらに活発になる可能性もあるため、今後の情報に注意が必要です。

 

 

 

◆本当に恐ろしい「カルデラ噴火」

 

 カルデラ湖にある火山噴火は、周辺地域に壊滅的な被害を及ぼすことがあります。

 たっぷり水を蓄えたタール湖の中にあるタール火山は「水蒸気爆発」、「破局噴火」に警戒すべきです。避難は完全に行う。

 


Thierry Falise / Getty Images
普段のタール湖の様子。湖では魚の養殖なども行われている。

タール火山は、カルデラ湖のタール湖の中にある火山。マニラ首都圏の南約60キロメートルの場所にある。タール湖は高原にあり、通常は観光地として人気だ。

 

 

第4回 本当に恐ろしい「カルデラ噴火」とは-Webナショジオ

 噴火の規模がそのまま被害の規模を決めるわけではない。人命に関して言えば、人がいなければ大きな噴火でもゼロだ。そして、その逆も然りなのだ。

「小さい噴火でも、そこに人がいれば、災害として非常に大きくなります。その対策を、やっぱりやらなきゃいけないっていう気運が高まっています。気象庁は、水蒸気爆発の可能性があるところを、特に山頂近郊に観測点をいっぱいつくってケアしようという動きをしています。箱根も水蒸気爆発を想定していますので、なおさらです」

 その一方で、極大な噴火であるカルデラ噴火はどうか。

「これは、我々が体験したことがないものだから、予測しにくいんです。日本ですと、一番最近のカルデラ噴火は、7300年くらい前、鹿児島県の鬼界カルデラができた時の噴火だと言われています。1万年に1回の噴火を我々がどう扱うのか、というのが難しいところです。水蒸気爆発などですと、回数でいえば、すごく沢山起きているはずなのですけど、我々が見逃してきたわけです。でも、カルデラ噴火は滅多に起こりません

 いきなり時間のスケールが「万」に近いところまで飛んでしまった。

 
鬼界カルデラの噴火といえば、縄文時代の九州を一時、壊滅状態に追い込んだとされるものだ。その規模の噴火が、今の日本で起きたら、それはもう大変なことになる。想像を絶しているので、あえて想像しないが、それこそ「○○壊滅」という表現がアオリではないような事態になりかねない。

記事全文 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/092500017/092700004/?P=2
 

 

[タール火山噴火] 2020年1月12日午後、フィリピンのルソン島

google maps➡ タール火山(Taal Volcano)
 

【関連】

フィリピンで火山噴火、マニラ空港閉鎖-金融市場は取引停-Bloomberg2020.1.13

(ブルームバーグ): フィリピンの首都マニラ近郊にあるタール火山が噴火し、大勢が避難している。金融市場は取引停止、マニラ空港は閉鎖を余儀なくされている。

マニラの南65キロメートルに位置する同火山では、「数時間ないし数日以内に危険で爆発的な噴火があり得る」と、フィリピン火山地震研究所が13日午前に発表。12日遅くから多数が避難したが、この人数は最大20万人まで増える見通しだ。当局は学校や官公庁に閉鎖を命じ、民間企業にも同様の措置を勧告している。

マニラ空港火山灰が空域と滑走路から取り除かれるまで閉鎖されると、当局は発表した。


原題:Thousands of Filipinos Flee Ballistic Debris as Volcano Erupts(抜粋)

 

・・今後は「火山灰」に悩まされるでしょう。