今なお語り継がれていますが、この母親が別れのときに詠んだとされている歌が───
恋しくば尋ね来てみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉
*リブログ本文↴
【和泉市文化財TV】信太森神社(葛の葉稲荷)VTR
文化財活性化推進実行委員会和泉市
2019/03/25 に公開
恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉
平安時代の陰陽師として知られる安倍晴明は、信太の森の白狐(葛の葉姫)を母として生まれたという。
葛の葉稲荷はこの「葛の葉伝説」ゆかりの地として広く知られている。境内にある楠の巨木、「千枝の楠」(市指定天然記念物)は、白狐が姿を隠したという伝説をもつ。
また、白狐が葛の葉姫に変化したとき姿を映したという姿見の井戸や、狐が化かしたと伝えられる白狐石などがある。
姿見の井戸は、水面に姿が映ると無事に帰還できるといわれ、日露戦争以降、召集を受け出征する兵士や、出征兵士の親や妻子らが無事を祈って詣でたという。
また、「秋風はすこし吹くとも葛の葉のうらみがほにはみへじともおもう」という和泉式部の歌碑や、「葛の葉の表見せけりけさの霜」という松尾芭蕉の句碑もある。
以上
『恋や恋なすな恋』THE MAD FOX 予告編
京都ヒストリカ国際映画祭 Kyoto HISTORICA International Film Festival
•2018/10/04 に公開
1962年監督内田吐夢で撮った『恋や恋なすな恋』。この作品は劇中劇的な手法が用いられている。歌舞伎や人形浄瑠璃で上演される舞踊「保名狂乱」と「葛の葉子別れ」の部分が舞台様式になっている。「保名狂乱」は橋蔵の養父六代目尾上菊五郎が今の形にしたと言われ、橋蔵の舞は音羽屋の形をしっかりと受け継いだものであった。この作品は2018年8月にヴェネツィア国際映画祭のクラシック部門にノミネートされた。wikipedia
恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉
・・クライマックスでの場面です。
見ています。美しい大川橋蔵に母はファンでした。