シリア内戦、これまでアサド政権軍が使用した化学兵器の実態と一覧◆化学兵器ネットワーク | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

化学兵器を使用すれば、時効のない国際戦争犯罪者として裁かれます。

シリアのアサド大統領は、国連査察、施設の破棄で化学兵器は保持していないと、徹底的に否定している。

 

今回、爆弾に充填した猛毒サリンガス攻撃は、シリアがいずれかの方法で手に入れた。

空爆能力のある軍隊は、シリア政府軍です。反政府組織にはその能力がありません。

 

監視されているシリア国内で、新たな製造は疑問。化学兵器(サリン)のネットワークが疑われる。

 

 

◆化学兵器ネットワークの遮断

 

>米国の連合国(国連)大使ニッキー・ヘイリーは連合国がシリアに行動を起こさなければ、米国は単独行動すると明言。北朝鮮に関してのティラーソン国務長官の言葉と同じ。

 

・・北朝鮮はマレーシアで、テロにVX兵器を使用したテロ国家。戦時には、大量の化学兵器を用いる国と見做されている。

シリアと北朝鮮の化学兵器ネットワークの存在が明らかになれば、躊躇なく「朝鮮半島有事」に結びつく。

 

>米国は同時に軍事作戦を遂行できない。

 

・・化学兵器使用国・シリアと化学兵器製造国・北朝鮮は、「レッドライン」を踏み越えた。

ますます、北朝鮮への先制攻撃の機運が高まってくるでしょう。

猛毒化学兵器製造国として国際社会から駆除される。

 

時においては証拠主義ですが、戦時においては"疑わしきは罰する"です。

 

 

 

image-Chemical attack in Syria 2017.4.5 Reuters

 

Russia under fire after Syrian gas attack

シリアのガス攻撃の後、火中のロシア
https://youtu.be/ndCadgiSOmE

 

ニッキー・ヘイリー(Nikki Haley)国連大使
2017/04/05 に公開
Russia is under fire from other world powers at the UN Security Council over Tuesday's deadly chemical attack in Syria, which the West blames on President Bashar al-Assad's armed forces.
国連安全保障理事会で、ロシアは、バシャール・アサド大統領の軍に非難されたシリアでの致命的な化学攻撃を受け、国連安全保障理事会で他の世界大国からの非難を受けている。
The United States has even waved the threat of unilateral action in the war-torn country, with US President Donald Trump saying the "horrible" gas attack had crossed "a lot of red lines".
ドナルド・トランプ米大統領は、「恐ろしい」ガス攻撃が「多くのレッドライン」を超えたたと述べ、米国は戦争で崩壊した国の一方的な行動の脅威にさらされた。
On Wednesday, the UN Security Council discussed a draft resolution condemning the attack, which choked dozens of Syrians to…
水曜日に、国連安全保障理事会は、シリア人数十人を窒息死させた攻撃を非難する決議案を議論した。

 

 

READ MORE : http://www.euronews.com/2017/04/05/ru...

 

 

・・シリア政府軍の爆撃で、反政府組織のサリン貯蔵庫から漏れ出したとの主張には、科学的な根拠がないと思われます。↴

 

【保存】

◆【シリア情勢】米、対シリア姿勢転換も 単独行動を示唆「一線越した」
2017.4.6 22:56産経ニュース


 【ワシントン=加納宏幸、ニューヨーク=上塚真由】シリア北部で猛毒サリンが使われたとみられる化学兵器による空爆を受け、アサド政権に融和的な姿勢をとってきた米国が政策を転換させる可能性が浮上している。トランプ米大統領は5日、「レッドライン(越えてはならない一線)を越えた」とアサド大統領を非難。ヘイリー米国連大使も5日「国連がまとまって行動する義務を怠ったとき、われわれは自分たちで行動せざるを得ない」と述べ、米国が単独行動に踏み切る可能性を警告した。

 

 トランプ氏は、ホワイトハウスで行われたヨルダンのアブドラ国王との共同記者会見で、「シリアとアサド氏に対する私の考え方は変わった」とし、オバマ前政権と同様にアサド政権に厳しく対処すると宣言。子供たちに対する化学兵器攻撃が、自らの考え方に大きな影響を与えたと説明した。

 

 トランプ氏は、オバマ氏がシリアに対して「レッドライン」を引きながら、2013年に化学兵器使用が疑われた際、軍事行動に踏み切らなかったことが事態悪化につながったと重ねて指摘。「今は私に責任がある」と語った。

 

 また、シリアや北朝鮮をめぐる混乱は前政権から引き継がれたものだとの認識を示し、 「私たちで解決する」と述べた。シリアに対する具体的な行動については言及を控えた。

 

 一方、ティラーソン米国務長官は5日、「ロシアはアサド政権に対して続けてきた支援を慎重に考える必要がある」と語り、ロシアに対し、シリアでの化学兵器使用に関して影響力を行使するよう求めた。

 

 ヘイリー氏も、シリアをめぐる国連安全保障理事会の緊急会合でロシアへの批判を展開。これに対しサフロンコフ露国連次席大使は、化学兵器を保有しているのは反体制派側だと主張し、米英仏が主導する非難決議案は「現段階では必要ではない」と述べた。

 

 決議案はシリアでの化学兵器使用を非難した上で、アサド政権に対し飛行日誌の提出を義務づけるなど調査への協力を求めている。
http://www.sankei.com/world/news/170406/wor1704060070-n1.html

 

別の角度からの↴

 

 

・・シリア空爆作戦(アサド)と北朝鮮斬首作戦(金正恩)で、米国の複雑な権力内に、優先順位の「せめぎ合い」があるようです。