[オルタキョイ・テロ]新年を祝うトルコのナイトクラブでテロ攻撃 39人死亡◆シリア停戦合意 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

 

◆ISISがテロ攻撃を行ったと声明

トルコの最重要手配犯の男の一人は逃げている。これは、銃乱射犯がナイトクラブを襲って、少なくとも39人を殺害した瞬間です。

*動画が再生されない場合(日付2017.1.2twitter AJ+)↴

https://twitter.com/ajplus?ref_src=twsrc%5Etfw

 

*追加

Turkish Authorities Searching For Gunman In Istanbul Club Shooting
https://youtu.be/NDzVkOR0bFI

 

2017/01/01 に公開

 

【関連】

◆【1/1 オルタキョイ・テロ】 新年を祝うナイトクラブでテロ攻撃 39人死亡

 

イスタンブールのオルタキョイのナイトクラブで1月1日に発生した銃撃テロで、警察官1人を含む39人が死亡、69人が負傷した。

01.01.2017 ~ 02.01.2017

テロ攻撃はサンタクロースの格好をしていた人物によるものだったことが伝えられている。

テロ攻撃実行犯は攻撃後、着替えて人混みの中に混じって逃げたと考えられている。

 

イスタンブール県のヴァーシプ・シャーヒン知事は、テロ攻撃に関して行った発表で、「1人のテロリストが最初にナイトクラブの入口の前で待機していた警察官1人と国民1人を殉国させた。その後、店内に入り、非常に残忍かつ残酷に、新年を祝い楽しむために来ていた罪なき人々の上に銃弾を浴びせかけた」と述べた。

 

スレイマン・ソイル内務大臣は、テロ攻撃を実行したテロリストを捕まえるための活動を続けていると述べた。

 

死亡者の20人の身元が判明し、そのうちの15人が外国国籍であったことを明らかにしたソイル大臣は、身元特定作業が続けられていると述べた。

 

レジェプ・アクダー保健大臣は、ソイル大臣と共に病院を訪れ負傷者を見舞った際、病院で治療を受けている負傷者65人のうち4人の容体が重いことを伝えた。

アクダ―大臣は、負傷者の中に外国国籍の人もいると述べた。

 

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、テロ攻撃発生後、関係者から情報を入手した。

 

エルドアン大統領は、ビナリ・ユルドゥルム首相、イスタンブール県のシャー品知事、イスタンブール県のイルファン・フィダン検事長と電話で話をした。

 

テロ攻撃に大きな悲しみを感じているエルドアン大統領は、状況を近くから追い、死亡者と負傷者の容体に関し、情報を入手した。

(2017年1月1日日曜日)
http://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2017/01/01/1-1-orutakiyoitero-xin-nian-wozhu-unaitokurabudeterogong-ji-39ren-si-wang-641635

 

 

エルドアン大統領は、

「我が国と国民は、テロ組織やその背後にいる勢力の武装攻撃だけでなく、彼らの経済的、政治的、社会的な攻撃に対しても、最後まで戦い続けて行く。イスタンブールでの残忍なテロ攻撃は、テロが無差別に血を流させ、命を奪い、苦痛を味わわせることを目的にしていることを明確にした。」と述べた。

 

 

◆シリア停戦合意

国連安全保障理事会は12月31日、ロシアとトルコが仲介したシリアの停戦合意を支持する決議を採択した。停戦がこのまま継続した場合、和平協議が1カ月以内にカザフスタンの首都アスタナで行われるという予定が、合意に含まれている。

 


ロシア提出の安保理決議2336号はこのほか、シリア全土に人道援助を速やかに届けられるようにするよう求めている。

 

決議案の最終版は「endorse(裏書き、後押しする)」という表現を削り、代わりに安保理はシリアの危機を終わらせようとするロシアやトルコの努力を「歓迎し支持する」と表現を改めた。

 


ロシアのウィタリ・チュルキン国連大使は、採決前に「時代遅れの決まり文句を繰り返すのは止めよう」と安保理で強調。「皆で真剣にこれに取り組み、2017年にはシリア危機の政治的解決を確実に実現しよう」と呼びかけた。

 

シリアのアサド政権を支持するロシアはこれまで、アサド大統領退陣を前提とした紛争解決を求める米英仏による安保理決議案に対して、拒否権行使を繰り返してきた。一方で、今回の停戦合意をロシアと共に仲介しているトルコは、アサド大統領退陣を支持してきた。

 

安保理決議案には、両国が提出した資料に留意したと書かれているがフランスのアレクシス・ラメク国連大使は、反政府勢力やシリア政府が署名した文書は安保理に提出されていないと釘を刺した。

 

「こうした状況では、停戦合意の当事者たちがどの程度、停戦の実施に意欲を持っているのかはいささか不確かで、実施されるという根拠もやや覚束ない」と仏国連大使は慎重な姿勢を示した。

 

合意に署名した反政府勢力の間には、シリア政府が署名した合意文書と自分たちが署名させられた文書は、内容が異なっているという主張もある。

続き ⇒ http://www.bbc.com/japanese/38481846

 

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◆私見『トルコのシリア化を防ぐ』

 

エルドアン大統領は、

トルコとロシアの「シリア停戦合意」努力に抵抗するISISと、その「背後にいる勢力」を意識した発言をしている。

第三次世界大戦の火種になる、「トルコとロシアとの戦争」に導く外部勢力の戦略に気付いており、何度も暗殺やクーデーターを仕掛けられたが凌いできました。

トルコ自体のシリア内戦化を防いできたのです。

 

トルコは、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国ですが、EUの混乱で地域大国として地位が高まりつつあります。EUに拘束されずに、国連で独自色を強めている。

 

 

>ネタニヤフ首相をイスラエル警察が聴取 汚職疑惑で公邸で

 

中東の安保理決議に抵抗するネタニヤフ首相の盤石だった権力基盤が揺らぎだしました。

「汚職疑惑」は口実で、核の引き金を握っているネタニヤフ首相の「過激な動き」を抑制したものかもしれませんね。

 

 

 

瑞兆・・

今年、トランプ次期大統領とエルドアン大統領、プーチン会談で、イスラム過激派(ISIS)の命運は絶たれると思います。先細りになるでしょう。