”朝日新聞がまたまたお得意の捏造!!”◆20161214 オスプレイ名護沖不時着事故原因説明会見 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

 

◆「謝罪と遺憾」

ニコルソン中将: "Regret"(遺憾である)とは、どういう意味でしょうか。『遺憾である』ということは、"apology"(謝罪)を意味します。『われわれは全くもって、今回の事故を遺憾に思っております』──『遺憾』は『謝罪』なのです。よろしいですか?では次の質問を。

 

この事件によってオスプレイに対する信用や信頼を失ってしまうかもしれない沖縄の人々に謝罪します。そして、そうならないことを願います。

オスプレイが墜落した("went down")のが、機体システム上の不具合ではなく、給油ホースの直撃を受けてのものだという説明で理解いただけることを願います。

第三海兵遠征軍司令官及び在日米軍沖縄地域調整官 ローレン・ニコルソン中将

 

 

引用 : NHKニュース

 

 

在日米海兵隊-オスプレイの乗組員を無事救助2016.12.14

http://www.kanji.okinawa.usmc.mil/Releases/161214-osprey.html

 

 

◆20161214 オスプレイ名護沖不時着事故原因説明会見
https://youtu.be/l7bnl5MhyCk

2016/12/14 に公開
2016/12/13夜10時頃に名護市の海上に不時着した米軍普天間基地所属の垂直離着陸輸送機MV22・オスプレイの事故原因を説明する記者会見がキャンプ瑞慶覧で行われた。第3海兵遠征軍(だい3かいへいえんせいぐん, 3rd Marine Expeditionary Force: 3MEF)司令官ローレン・ニコルソン中将による説明と質問回答は30分を超えて詳しく説明された。
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あべこべな世界で逆立ちすると何が見える? より転記


*一部の英文は省略、翻訳文は全部記載、着色・強調byブログ主

 

◆【動画付き・会見書き起こし&全文対訳】2016.12.14普天間沖でのMV-22オスプレイ墜落事故に関する在日海兵隊司令官・四軍沖縄地域調整官ローレンス・D・ニコルソン中将による記者会見①(質疑応答編)

出典:公式Facebook動画『Live: Lt. Gen. Lawrence Nicholson on the MV-22 Osprey incident. Tune in now.』|III MEF Marines(2016年12月14日)※23:00辺りから


在日米軍側登場人物
Lieutenant General Lawrence D. Nicholson
ローレンス・ニコルソン中将
第三海兵遠征軍司令官及び在日米軍沖縄地域調整官

Major General Russell A. Sanborn
ラッセル・サンボーン少将
第1海兵航空団司令官
国内メディア側登場人物
※氏名及び内容など聴き取り可能な方,情報提供お願いします。
毎日新聞・サトウ記者
○○記者(素性不明)
共同通信・スダ記者
沖縄タイムス・ヤスダ記者
○○記者:(聞き取り不能)
沖縄テレビ・ヨシダ記者
時事通信・○○記者

琉球新報・ナガミネ記者


毎日・サトウ記者: 毎日新聞のサトウと申します。今回の事故について説明がありましたけれども、今回の事故については、沖縄県民は、大変な不安と恐怖を感じていると思うのですけど、調整官のほうから謝罪の言葉はないのでしょうか。

 

ニコルソン中将: 先ほどアゲタ副知事ともお話しましたが、遺憾には思っています。遺憾です。この事故については、当然ながら遺憾に感じております。しかし、わが若きパイロットが行った素晴らしい働きと、沖縄の人々に類が及ばないようにと行った判断については、遺憾に思っておりません。事故が起きたことは遺憾に思っておりますが、しかしこれはとても良質で、困難な訓練のためであったことを理解していただきたいと思います。勿論、事故のことは遺憾に思っております。全くもって遺憾に思っております。これで質問の回答になっているでしょうか?


○○記者(素性不明): ということは,「謝罪」はしないと?


ニコルソン中将: "Regret"(遺憾である)とは、どういう意味でしょうか。『遺憾である』ということは、"apology"(謝罪)を意味します。『われわれは全くもって、今回の事故を遺憾に思っております』──『遺憾』は『謝罪』なのです。よろしいですか?では次の質問を。


共同・スダ記者: 共同通信のスダと申しますけども、昨日、普天間基地で別のオスプレイが胴体着陸、ベリーランディングしたという情報があるのですが、それは事実でしょうか?

 

ニコルソン中将: はい、そうですね。昨晩、別のパッド、普天間のパッドに安全着陸を試みたオスプレイがありました。通常の安全な着陸でしたが、ランディングギアに問題がありました。サンボーン将軍、何か追加することがあれば、彼女が通訳している間に…。


沖縄タイムス・ヤスダ記者: 沖縄タイムスの記者のヤスダと申します。昨日の件について、日本政府やアメリカ側は『着水』とか『不時着』という言葉を使っておりますけれども、機体は大きく損傷していて、『墜落』ではないかという見方もあるのですがが、どのようにお考えでしょうか。

 

ニコルソン中将: "Osprey in the water"(オスプレイの着水)についてですが、彼は海岸に近付こうとしていて…あれがcrash(墜落)だったのか、それともhard-landing(硬着陸)だったのか。それともcontrolled(制御された)…言葉に囚われすぎだと思います。ここで重要なのは、パイロットは海岸に辿り着こうとしていたということ。海岸が見えたので、居住地の上空を飛行することなく、海岸にかぎりなく近いところまで辿り着こうとした。そして浅瀬に機体を降下させた(brought the plane down)。しかも本当に浅い箇所だった。なので私は"controlled landing(制御された着陸)"であったと思う。しかし、着陸を試みたときに機体を著しく損傷した。それは確実です。

 

ニコルソン中将: ですから、機体のあらゆる箇所に波が激しく打ち付けたのです。 (サンボーン少将に向かって) このことについて付け加えることは?

 

サンボーン少将: はい、閣下。波の活動だけで機体が分解されていきました。だから、機体の周囲の安全を直ちに確保してサルベージ&レスキューを迅速に展開しようしたのです。

 

ニコルソン中将: したがって機体〔の損傷は〕基本的に波によって生じたものでした。機体を散り散りに分解するだけの力があったようです。勿論、強硬着陸でした。機体にとってよい着陸ではありませんでした。しかし、それでも5名が生存できる程度のものだったのです。私はそのことが重要だと思います。


○○記者: (聞き取り不能)墜落サイトは安部集落までとても近いところだったと思うのですけど、パイロットの方はその近くに集落が存在することを認識されていたのでしょうか。そこにランディングさせたことについてはいかがお考えでしょうか。

 

ニコルソン中将: パイロットと話しました。航空隊の司令官とも話しました。彼は、自機がどこにいるか正確に把握していました。だから彼はあの方向に向かったのです。居住地であると知っていたからです。そして、彼はその上を飛ぼうとはせずに,墜落させるという意識的な判断を行ったのだと思います。機体に問題が生じていることを把握していたからです。


沖縄テレビ・ヨシダ記者: 沖縄テレビのヨシダと申します。よろしくお願いします。いま2人が治療中ということなのですけれども、具体的な容態、意識があるのかなどについて教えていただけないでしょうか。

 

ニコルソン中将: ありがとう。この質問をしてくださってありがとう。とてもうれしい質問です。はい、両名とも到着時には意識があり、両名とも話すことができました。1名は明日、骨折を抱えながら〔肩を指しながら〕退院できると思いますが、もう1名のほうは若干深刻でもう少し入院を続けるでしょう。でも、訊いてくれてありがとうございます。繰り返すと、1名は明日退院できて、もう1名はあと数日ほど、あるいは一週間ほど入院が必要でしょう。


時事通信・○○記者: 時事通信の○○と申します。普天間の基地近くに住まわれている一般市民の方々のお話を訊くと、『今回海の上に落ちているんだから、自分の家の上にも落ちるかもしれない』というような懸念を持っている地元住民の方が多くいらっしゃいます。そういう方々に対して、中将は一体どういう説明ができるのでしょうか。

 

ニコルソン中将: われわれが遠く沖合で訓練を行うことには理由があります。われわれがハリアーやホーネットの空対空戦闘訓練を150マイル(約230キロ)離れた、沖縄政府と日本政府が認めた指定訓練区域のある沖合で行うことには理由があるのです。われわれはそこ〔訓練区域〕でしか訓練を行いません。那覇や宜野湾市や、浦添市〔の上空〕ではやらないのです。

 

オスプレイについても、同じです。エアタンカーを使った給油〔訓練〕は島の上空では行いません。タンカー給油も島の上空では行いません。給油訓練はすべて、10~30キロ沖合で行っているのです。明らかにこれは沖縄の人々の安全を考慮してのことです。かぎりなく沖合に離れて行うようにしているのです。夜間ヘリコプターの飛行する音は〔滅多に〕聴かないでしょう。では大半の間は沖縄のどこを飛行しているのか?沖合ですよ!島の周りをぐるぐると大きく周りながらね。給油訓練もその他の訓練も〔すべて〕沖合で行っているのです。

 

たしかに、時にはオスプレイが離着陸ゾーンに飛来することがあります。しかしそれは、その訓練が必要だからです。出動がかかった時に即時に対応するためには、あらゆる技術を完全に身に付けておく必要があるからです。


琉球新報・ナガミネ記者: 琉球新報のナガミネといます。今回、事故現場ですべて …(以下聴き取り不能)


ニコルソン中将: 海上保安庁や警察がいてくれなければ、捜査はできません。彼らがいなくては現場の確保もできません。多くの様々なことができません。サルベージ活動を行うために、大変心強い支援をくださっています。だから、彼らは〔われわれの活動にとって〕大変に大事な一部です。不可欠といえます。彼らがいなければ、何もできません。とくに、基地内ではないからです。そう、基地内ではないのです。ですから彼らの支援がなければ、大変なことになっているでしょう。効果的な捜査を行うことができなくなっていると思います。

 

ニコルソン中将: では、ここで締めくくりたいと思います。紳士淑女の皆さん、まずは来てくださってありがとうございます。
(誰かを指さして)難しい質問をされました。「謝罪はないのかと」と。
Do I apologize?
謝罪はないのか?
I do apologize.
謝罪はあります。


I apologize to the Okinawan people, who, perhaps will lose faith and confidence in the Osprey based on this accident. And I hope that they will not. Because I hope after we have explained why we believe the Osprey went down–after striking the fuel line–that they will understand that this is not a mechanical issue with the Osprey.
この事件によってオスプレイに対する信用や信頼を失ってしまうかもしれない沖縄の人々に謝罪します。そして、そうならないことを願います。

オスプレイが墜落した("went down")のが、機体システム上の不具合ではなく、給油ホースの直撃を受けてのものだという説明で理解いただけることを願います。


Here’s what I don’t apologize for.
私が謝罪しないのは次のことについてです。


I don’t apologize for the hard work we’re doing every night offshore in training.
われわれが沖合で毎夜訓練を行っていることについては、謝罪はしません。


I don’t apologize for the many hours that our marine sailors, soldiers, and airmen are working in defense of this alliance.
わが海兵隊員たち、水兵たち、陸兵たち、航空兵たちが、この同盟を衛るために何時間もの時間を費やしていることについては、謝罪はしません。


I don’t apologize for the time away from home and deployments that our marine sailors, soldiers, and airmen have in the defense of Japan.
わが海兵隊員たち、水兵たち、陸兵たち、航空兵たちが、日本を衛るために、家を離れて時間を過ごし、〔日本に〕配備されていることについては、謝罪はしません。


We work hard together with the Government of Japan. And I have no apologies for that. That work we do is important.
われわれは日本政府とともに汗水を流しながら〔国防に〕取り組んでいます。そのことについて謝罪することはありません。その取組みは重要だからです。


So we don’t apologize for our training, and we don’t apologize for being ready.
ですから、訓練については謝罪はしません。また常に即応体制を整えていることについても、謝罪はしません。
But we’re grateful.
しかし謝意は示します。


We’re grateful for the great partners; the Japanese Ground Self-Defense Force, the Japanese Air Self-Defense Force, the Japanese Maritime Self-Defense Force.I’m grateful for those partners that we work with everyday in the defense of this alliance.
われわれは、素晴らしいパートナーたちに感謝しています。日本の陸上自衛隊、日本の航空自衛隊、そして日本の海上自衛隊。この同盟のための毎日ともに防衛に取り組む彼らパートナーたちに感謝しています。


I hope that many Okinawan will look at the Osprey, after four years of successful performance here in Okinawa, and agree and understand that is a very valuable, and important part of the defense of this alliance.
沖縄の多くの方々に、オスプレイの、沖縄におけるその四年間の良好な実績をみて、オスプレイがこの同盟関係を衛る上で、いかに希少で重要であるかを理解いただければと思います。


I hope you’ll understand and agree that there is risk and danger in training; at night, in good weather and bad weather, but that… that training is necessary, and that… that training is important for our two countries.
そして夜間の訓練には、それが良い天候であれ悪天候であれ、リスクと危険が伴い、それでも訓練は必要であり、訓練は日米両国にとって重要であることを理解し、共感していただければと思います。


And I hope you’ll agree that we should all be very proud of our flight crew, that took a bad situation and prevented it from becoming a disaster.
そして、最悪の事態が大惨事に至ることを防いだわがフライト・クルーたちをとても誇りに思うということにも、共感し、ともに誇りに思っていただければと思います。


Again, I thank each of you for coming today.
I hope you have great holiday season.

今日おいでくださった皆さんひとりひとりにあらためて感謝申し上げたいと思います。
皆さんがよい休暇を過ごされるよう願っております。


We regret this incident. Absolutely, we regret this incident. But we know, all of us in this room know how important our training is.
われわれはこの事故を遺憾に思っています。まことに、この事故は遺憾であると思っています。しかし、この部屋にいる皆さんはもう、訓練がいかに重要であるか、わかっていただけたかと思います。
Thank you.
Arigato gozaimasu.

ありがとうございました。
アリガトウゴザイマス。

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*英語全文はやんみさんにあります。見解もご参照ください↓


 

 

【関連】追加

◆【沖縄支局】緊急特番!オスプレイの事故とマスコミ報道について[桜H28/12/15]
https://youtu.be/ez2Fn1Z1Ohg

2016/12/15 に公開
今回は緊急特番といたしまして、13日夜に名護市安部の沖合に不時着したオスプレイの事故、そして、この事故に関してのマスコミ報道について、ジャーナリストの恵隆之介氏に解説いただきます。

出演:
   恵 隆之介(ジャーナリスト)
   金城 テル(沖縄支局担当キャスター)