日本人が実際に受賞したのは、第二次世界大戦終結後の湯川秀樹が初めてであり、敗戦直後の日本国民に大いに自信を与えたという。2015年11月現在、日本は非欧米諸国の中で最も多い24名の受賞者を輩出しており、このうち2名が受賞時点で外国籍を取得していた。21世紀以降、自然科学賞部門の国別で日本は米国に続いて世界第2位のノーベル賞受賞者数を誇る。wikipedia
・・・人種差別が薄らぐまで、ノーベル賞の授賞者は白人優位でした。
現在であったら、北里柴三郎博士や野口英世が選ばれたでしょう。欧米では、その当時、業績は知られていた。
偉大な先人の末裔たちが、ノーベル賞の栄誉に浴する、良き時代です・・
ハフィントンポスト日本版@HuffPostJapan【New!】#オートファジー (#自食作用)とは? 大隅良典さんがノーベル賞に輝いた、生命を維持する重要な働き https://t.co/63F7vULv1y
2016年10月03日 19:53
*追記
呼吸や栄養の消化、生殖など生命のあらゆる営みにたんぱく質は欠かせない。人は体内で1日に約300グラムのたんぱく質をつくるが、食事からは70~80グラムとされる。不足する分は、主にオートファジーで自分自身のたんぱく質を分解し、新しいたんぱく質の材料として再利用している。また、病気の原因になる老朽化したたんぱく質などの不要物を掃除する役割も担う。
大隅さんはオートファジーに欠かせない遺伝子も15個発見した。これらの発見をきっかけに、世界中でオートファジー研究が広がり、ヒトやマウスなどの哺乳類、植物、昆虫などあらゆる生物に共通の生命現象であることがわかった。
パーキンソン病やアルツハイマー病などは、神経細胞内に異常なたんぱく質が蓄積することが病気の一因と考えられており、オートファジーはこれらの病気と関係しているという報告もある。ほかの様々な病気の解明や治療法の開発に貢献すると期待されている。
英BBCテレビ(同)は「大隅氏の業績はがんからパーキンソン病にいたるまで、何が病気を悪化させるかを説明する助けになった」と重要性を強調。米CNNテレビ(同)は、「オートファジーの存在は1960年代から認識されていたが、大隅氏が酵母を用いた先駆的な実験を行うまで、仕組みがほとんど解明されていなかった」と伝えた。