千葉県松戸市の狂暴犬射殺事件 反響 私見『ペット犬は家の子』 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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■犬に13発、千葉県警に意見600件 射撃の腕の問題?
2015.10.8朝日新聞デジタル
 
 千葉県松戸市の未明の住宅街で、突然13発の銃声が響いた。暴力団の抗争ではない。3人の警察官が銃口を向けたのは、住民らに相次いでかみついた紀州犬。なぜ13発も撃ったのか?

「女性が犬にかまれた」。110番通報は9月14日午前2時。松戸署員3人が現場へ行くと、左腕をかまれた飼い主(71)が犬と相対していた。体長122センチ、体重21キロの大柄な犬が牙をむいて、警部補(55)に向かってきた。

 「犬から離れて下さい。射殺します」。4時間半前にも、近くで「犬にかまれた」との通報があり、すでにけが人は3人。もう被害者を増やせないと、警部補はその場で飼い主から射殺の許可を得ると、続けざまに5発撃った。犬との距離は3~4メートル。だが、犬は倒れず、後ずさりした警部補が路上で転倒。後ろにいた巡査部長(47)と巡査(27)が交互に計8発撃った。犬がやっと倒れたのは約2メートルの距離から巡査部長が撃った最後の13発目。約5分の出来事だった。

 解剖の結果、当たったのは13発中6発。顔面1発、肩付近3発、後ろ脚2発。心臓を貫いた最後の13発目が致命傷になったようだ。「1、2発で急所に当てられれば良かったが、暗闇で動き回られて難しかったのではないか」と捜査関係者は語る。

 警察庁の通達は、現場に出る可能性が高い交番勤務や刑事課などの警察官には最低でも年1回の実弾による射撃訓練を義務付けている。ただ、実弾の購入には全国で2億2千万円(2014年度)かかる。腕が鈍らないように、映像や訓練用の弾を使った訓練も年2回求めている。今回、発砲した千葉県警の3人も数十発の実弾訓練と映像訓練を受けていた。しかし、訓練の想定はあくまで人への発砲で、動物は想定していなかったという。

 本文




私見『ペット犬は家の子』

危険犬種(特定犬)としての扱い
一部自治体では、紀州犬を人に危害を加える恐れがある犬種として「特定犬」に指定している。


緊急性の高い事件でした・・
野生化(
山犬)した動物は、本能的に致命傷となる喉首を狙うそうです。

事件は、紀州犬(中型の猟犬種)が引き起こしたもの。

素早く動き回る相手には、ハンドガンでは当たらないと言われています。
日本の一般警察官は、散弾銃(ショットガン=スラッグ弾可能)使用・訓練がなされていない。(面射撃)



警察官の実弾射撃訓練

警察官の実弾射撃訓練




対人射撃訓練(シミレーション)



動物ハンターではない警察官の対人を想定するハンドガンでは、制圧することが困難でした。
射撃能力の優劣は、射撃訓練での弾数消費の多さに比例するそうです。
撃てば撃つほど射撃手としての技量があがる。
貧弱な日本の訓練では、望むことはできない。


薬莢の火薬量で弾丸の威力が決まる・・
どうも、日本の警察官の所持する拳銃の威力が低いのは、火薬量が少なめのようです。(反動が少ない)

さらに反動が少ない回転式の36口径です。


世界の警察官は弾数の多い自動拳銃(10・17・19・33発)に移行している。
技量訓練数のいる「一発必中」でなく、数撃てば当たる「面射撃」になっています。



ペット犬が狂暴化するまでには、飼い主の「しつけ」に甘さがあるそうです。
厳しい「しつけ」と愛情です。

飼い主まで襲うのは論外です。
破綻するまで対処してこなかった。




http://articleimage.nicoblomaga.jp/image/54/2014/0/9/099c8928a5e430980a11c23e455aad1a31555dfb1395027063.jpg


子供のときから犬に触れる環境にあり、その方が大人になった飼い主の場合、動物と優しい関係になるようです。
自然と家の子になります。