自転車に乗った小学児童が、私たち夫婦を追い抜いて行きました。
低学年の兄妹みたいです。
公園に行くのでしょうか、ちょっと大きいな男の子は網竿を握っている。
するりと抜けると、女の児が突然ダッシュした。
「危ない!」・・
瞬間、無意識に口に出たのでしょう、妻が怪訝な顔で私を見ました。
追いかけだした男の子の身に起きる「危険をサーチ」したのです。
音も無く男の子の自転車が、つんのめる様に転倒しました。
「頭!」・・
思ったのは、頭をカバーするビジョンです。
駆けつけると、網竿が前輪に巻き込まれていました。折れ曲がっている。
頭は打ちませんでした。怪我はなかったのです。
自転車のカゴから、虫籠とビニール袋のパンが落ちていました・・二個。
親は働いているのでしょうか。
男の子は、親から妹を護る役目を言い聞かせられているのでしょう。
幼い妹に意識を集中するあまり、自分の身は忘れたようです。
![\stockfoto_65832926_](https://stat.ameba.jp/user_images/20150426/08/tarooza/a1/79/j/o0283042413287262821.jpg?caw=800)
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暑い日でしたが、まだ夏のチョイと前でした。