尖閣事変の展望 【外務省】日中関係の改善に向けた話合い 日中首脳会談の事前合意文書 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

■【外務省】日中関係の改善に向けた話合い
(日中政府間で一致した「日中関係改善に関する文書」全文)


平成26年11月7日

日中関係の改善に向け,これまで両国政府間で静かな話し合いを続けてきたが,今般,以下の諸点につき意見の一致をみた。



1 双方は,日中間の四つの基本文書の諸原則と精神を遵守し,日中の戦略的互恵関係を引き続き発展させていくことを確認した。

2 双方は,歴史を直視し,未来に向かうという精神に従い,両国関係に影響する政治的困難を克服することで若干の認識の一致をみた。

3 双方は,尖閣諸島等東シナ海の海域において近年緊張状態が生じていることについて異なる見解を有していると認識し,対話と協議を通じて,情勢の悪化を防ぐとともに,危機管理メカニズムを構築し,不測の事態の発生を回避することで意見の一致をみた。

4 双方は,様々な多国間・二国間のチャンネルを活用して,政治・外交・安保対話を徐々に再開し,政治的相互信頼関係の構築に努めることにつき意見の一致をみた。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/cn/page4_000789.html



【関連】

■日中外相も会談へ 日中首脳会談、関係改善に両国が一致
2014.11.7 22:57 産経ニュース

安倍晋三首相と中国の習近平国家主席による首脳会談が、10、11両日に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、行われることが固まった。日本政府関係者が7日、明らかにした。具体的な最終調整を急ぐが、正式な首脳会談は平成24年5月以来となる。

続き⇒ http://www.sankei.com/politics/news/141107/plt1411070056-n1.html


【私見】

安倍戦略の要諦は「中国、韓国、北朝鮮の侵略意図を挫く」にある。

「日中関係改善に関する文書」によって日中首脳会談が成されれば、『”不測”事態の尖閣事変』は後退する。