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■【拉致再調査】韓国「懸念」 中国も「関心」 米は結束維持に「腐心」
2014.5.30 産経
日本と北朝鮮が日本人拉致被害者らの再調査で合意したことについて、米韓では金正恩(キム・ジョンウン)体制への対処に向けた国際連携が綻(ほころ)びかねないとの懸念も浮上した。中国も、東アジアでの孤立化を避けたい立場から「日朝接近」に「大きな関心」(外交関係者)を抱いている。(ソウル 加藤達也、ワシントン 青木伸行、北京 矢板明夫)
韓国ではニュース専門局のYTNが安倍晋三首相の記者発表を予告し、首相官邸で記者団に囲まれる様子を生中継した。
韓国の外交筋は今回の日朝協議の前から「拉致問題の解決に韓国政府は協力していく」と、表向きは歓迎の姿勢を見せてきた。だが肝心の日韓の連携は歴史問題をめぐる摩擦などで万全とはいえない。
朴槿恵(パク・クネ)大統領は今年に入って「統一」を前面に出し、南北問題での取り組みをアピールするが、具体的成果は上がっていない。
旅客船沈没事故の余波で内政も混乱し、対北朝鮮政策に本腰が入らない中で、今回の日朝の動向が朴政権の対北政策に「困惑と動揺」をもたらす可能性もある。
米政府は、北朝鮮の核・ミサイル開発への対処で関係国の結束を堅持する観点から、今回の合意を警戒しているとみられる。米政府は、北朝鮮が新たに核実験を強行した場合、追加制裁を科す構えを見せている。一方で、拉致問題解決へ向けた日本政府の取り組みを支持してきており、制裁緩和の動きとの間にジレンマを抱える。
国務省はこれまで、古屋圭司拉致問題担当相が、拉致問題で進展があれば日本独自の北朝鮮制裁措置の緩和もあり得るとの意向を表明した際、「この先何が起きるか予断は避けたい。日米は緊密に連携している」(ハーフ副報道官)と、足並みの乱れが生じないよう暗に牽制(けんせい)していた。今後も日米中韓の結束維持に腐心するとみられ、日本人拉致被害者の再調査と合わせ、引き続き「透明性のあるやり方」(ハーフ氏)を求める方針だ。
中国政府系のシンクタンクに所属する朝鮮問題専門家は「日朝間の最大の懸案事項である拉致問題が前進すれば、北東アジア情勢に大きな変化をもたらす可能性がある」と話した。
北朝鮮が昨年12月、中国に近いとされる張成沢(チャンソンテク)派を粛清して以降、中国の北朝鮮に対する影響力は低下したといわれている。このタイミングで日朝が接近するようなことがあれば、北東アジアでの中国の孤立は一層深まる可能性がある。
■「韓国にやる気がない」日韓防衛相会談、見送り
2014.5.30 産経
シンガポールで30日から始まるアジア安全保障会議(シャングリラ対話)に合わせ、日韓両政府が調整していた日韓防衛相会談が見送られることが29日、分かった。日本政府は核・ミサイル開発を進める北朝鮮に連携して対抗するため、第三国への情報漏洩(ろうえい)防止を図る軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結を目指して働き掛けを強めていたが、「韓国にやる気がなく何も成果が得られない」(政府高官)と判断、協定締結も見送られる。
続き⇒ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140530/plc14053007370005-n1.htm
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韓国政府「日米韓は協力を」
日本と北朝鮮が拉致被害者の再調査などで合意したことについて、韓国政府は「人道的な見地から日本の立場を理解する」としたうえで、「日米韓3か国は協力を続けなければならない」と釘を刺しています。
韓国外務省は、29日夜、「人道的な見地から拉致問題に対する日本の立場を理解する」としたうえで「北朝鮮の非核化に関しては、日米韓3か国が協力を続けなければならないという共通の認識を持っている」とするコメントを発表しました。
「北朝鮮と日本が関係正常化の最大の障害である日本人拉致被害者の再調査と制裁緩和で電撃合意しました」(YTNテレビ 午前6時)
また、韓国メディアの多くは、このニュースをトップで伝えています。朝鮮日報は「今回の合意で日米韓の協力に亀裂が生じることが憂慮される」「韓国は不意打ちをくらった」と報じていて、対北朝鮮政策で日米韓の足並みが乱れることを憂慮する論調が多く見られます。
また、中央日報は「経済的な困難や外交的な孤立から抜け出したい北朝鮮と、任期中に拉致問題の解決を図りたい安倍総理の利害が一致した」と分析しています。
【私見】
「私も5カ月だった娘が誘拐されたことがあり、拉致問題はわが事のように思える」と話した。
津川は1974年、生後5カ月の長女が誘拐され翌日犯人が逮捕され、子供は無事保護された。
日米韓の協調を謳うが、事実は、反日のあまり韓国の行動に協調性が無い。
未だに日韓首脳会談、防衛機密情報条約(GSOMIA)の拒否。反日キャンペーンに血道をあげている。
肝心な「北朝鮮の核問題」にも協調していない。
言行一致せず迷走中。
日本にいる在日朝鮮人には、拉致に協力した共犯者がいると見られています。
追及して法的責任を取らせる。