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清朝最後の王女、愛新覚羅顕キさん死去 「東洋のマタハリ」川島芳子の妹
2014.5.26 産経
「東洋のマタハリ」と呼ばれた川島芳子の妹で、清朝の粛親王の末娘だった愛新覚羅顕キ(=王へんに奇)(あいしんかくら・けんき)さんが26日未明、心不全のため北京市内の病院で死去した。95歳だった。4月に体調を崩し入院していた。葬儀は28日、北京郊外の八宝山公墓の梅庁で行われる。
幼少期に満州国の皇族として日本に留学。学習院、日本女子大に学び、大手繊維メーカー「鐘紡」の北京支社で勤務中に終戦を迎えた。日本軍のために情報活動を行ったとして処刑された芳子の妹であることなどを理由に、中国当局に「日本のスパイ」などのぬれぎぬを着せられ、農村での強制労働を含めて計23年間も監禁された。
獄中から中国の最高実力者、トウ小平に無実を訴える手紙を書いたことなどをきっかけに名誉回復された。翻訳の仕事をしながら、北京で日本語学校を設立。頻繁に訪日し、講演活動を通じて日本語教育に力を注いだ。日本で出版した自伝『清朝の王女に生れて-日中のはざまで』(中央公論)が大きな話題となった。晩年、日中関係が悪化しても親日派を自認してはばからなかった。
亡くなる直前に電話で日本の友人に「中日友好。日本の皆さんによろしくお伝えください」と話していたという。(北京 矢板明夫)
川島芳子之謎
http://youtu.be/fnXa7FrGcCI
満州國国歌
満語
神光開宇宙 表裏山河壯皇猷
帝德之隆 巍巍蕩蕩莫與儔
永受天祐兮 萬壽無疆薄海謳
仰贊天業兮 輝煌日月侔
おほみひかり あめつちにみち
帝德は たかくたふとし
とよさかの 萬寿ことほぎ
あまつみわざ あふぎまつらむ
万歳
万歳
万歳
合掌