銭湯の三助さんの仕事は忙しい 湯屋の思い出その2 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

★【高音質】" 時間ですよのテーマ" 「時間ですよ」 オープニングテーマ
http://youtu.be/p1vbucUC0ZA


森光子(女将さん)さん主演、お風呂屋さんのホームドラマ
船越英二(旦那さん)、松原智恵子(若奥)、松山英太郎(若旦那)、堺正章、樹木希林、天地真理、浅田美代子、大和田伸也~




和年30年代の三輪スクーターと子供たち
今なら道路交通法違反ですね
バタバタハ゛タと音は大きいのにスピードがでません。


銭湯の三助さんの仕事は忙しい


戦前からの銭湯(せんとう)は、材木置き場として敷地が広いものでした。
子供の頃、材木やオガクズ、鉋屑(かんなくず)を運ぶ三輪スクーターで敷地内を走り廻つていました。
セルだけで動かします。すぐにバッテリーが減ってしまいましたね。(^^;


まだ三助さんが居ました。
戦前からの三助さん夫婦が住み込みです。おばさんは皆の賄いを任されていました。


三助さんのお仕事は意外と忙しい。
背中洗いとマッサージだけが役目ではありません。
番頭、釜焚き、番台の三つの”助役”なので三助さんと呼んでいました。
背中洗いからマッサージをします。「ぽーんぽーんぽーん」と威勢よく音がすると終わり。


後は数人の通いのおばさんが、トイレ掃除、脱衣所の掃除、番台に交代で座ります。
仕事の内訳をザット思い出してみると・・・


1) 番台[湯銭、髪洗い札、三助さん(背中流しマッサージ札)、石鹸タオルなどの小物、貴重品の預かり]

2) 釜焚き(湯槽の温度管理、井戸水タンクの管理、三助さん)、番頭兼釜焚き[燃料(材木輸送、石炭、重油の管理、材木割り)、女子衆の管理、湯船と洗い場の掃除、消毒]、


3) 湯や主[湯銭計算、帳簿、仕入れ支払いの管理、絵師の手配、保健所への提出書類、映画館などの看板(無料ビラシタ券が貰えた)、組合の付き合い]


今でも銭湯の湯や主になれそうです。(笑)
垢抜けて、ぬぼーとしているのが湯や主の特徴でした。


銭湯も世の流れて゛、内風呂が普及すると客の数が減りました。
すると、マンション建設として纏まった土地なので、不動産屋の格好の的になって次々と廃業しました。


切り盛りしていた祖父が亡くなったので廃業したのです。
他人ばかりの集まりでしたが、賑やかで楽しかった時代でしたね。


大晦日は夜中まで営業です。
お正月は朝湯のために特別営業でした。


それでは・・良いお年をお迎えください。


時間ですよ♪