■■「陀羅尼(だらに)」その一 木村藤子 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。


透視能力者・木村藤子さんの著書に「陀羅尼(だらに)」についての一抄があります。

神様から、類いまれな透視能力を授かる前の若い木村藤子さんに起きた異変についてでした。

ある宗派に引き入れようとした女性が、意のままにしょうと陀羅尼を唱え続けていたのです。

*生霊を祓われたことによって、「呪い返し」となってしまった。

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【参照】 
神様に愛される生き方・考え方 著者・木村藤子 (学研 Gakken) 


ある日・・・
木村藤子さんは、急にものすごい吐き気に襲われ体が動かなくなり、床をはって玄関まで行きましたが、それ以上声もだせずうずくまってしまいました。
すると異変を感じた母親は、声を掛けて藤子さんの顔を見て、「アッ」と瞬間に悟りました。
母親は神様から、霊障と除霊のご利益を授けられている方で、知っている女性が「邪念」を送り続けいる姿が視得るというのです。
拝殿に寝かせて、錫杖でお祓いをしてもらうと、体調はすぐ良くなりました。

それから数ヶ月たった大雪の日、その女性が突如訪れて来ました。
かの女は玄関に入るやいなや、「悪かった、私が悪かった。許してください。このとおり」 と言いながら、手を突いてうめくような声で泣いています。


かの女の話によると、病院で診てもらっても何の異常ないけれど、トイレにも行けず、食事を吐いてしまう。他で除霊してもらっても直らない・・・どうにもこうにも弱ってしまったと言います。


「どんなことをしたの?」、訊ねると・・
かの女はポツリと告白しました。


「実は、陀羅尼をあげていて・・・」
まだ木村藤子さんは、陀羅尼の威力を知らない頃です。



「藤ちゃんを自分の宗派に誘っても入らないし、教会長に何が何でも入れろと責められるし、こんな私が苦しんでいるのにと腹が立って・・・何十年、ろくに食べもせずに神にこれほど尽くしたのに、藤ちゃんのお母さんは、ご利益を授かって堂々と拝んでいるし、本当に不公平だと恨んだ・・・・藤ちゃんがあまりに幸せそうに見えたから。そんな思いで毎日その陀羅尼を唱えたていたら、こうなった」


そこで、母親はかの女を諭しました。
「あなたはそういうバカなことをして、何十年も信仰してきたのか!? 人の幸せを妬んだり、不幸を願ったり、そういう腐った気持ちでいくら信仰していても絶対にいいことはないんだよ」と。


よその人に二度としないと厳しく誓わせて、霊能者として母親はお祓いをしてあげました。
そしてその女性は、健康を取り戻しました。


心の中で渦巻いていた愚かな心が、低級霊を引き寄せ、その霊が、当時語利益もなく未熟だった私にかかったと述べています。 
この女性も悪いかもしれない。しかし、かの女のみならず、この宗派のトップの指導者はいったい何を指導していたのか  と思わずにいられません。


宗教に携わる者は、私を含めて、毎日我が心を戒め、反省し、「神と同体であり同根である」 ためには、気を緩めることなく、心をしっかりと持っておくべきです。(汚れた心が低級霊を呼び寄せる)

(一部引用は概略です)
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【参考】

陀羅尼 (だらに)
陀羅尼 (だらに)、梵名ダーラニー (dhaaraNii)とは、仏教において用いられる呪文の一種で、比較的長いものをいう。通常は訳さず(不翻)サンスクリット語原文を漢字に音写したものを唱える。意訳して総持、能持、能遮等ともいう。

特に、「頭破七分」とは 「★心破作七分」 ともいいます。日蓮聖人は、三大秘法の大御本尊および大御本尊を信ずる人を誹謗する者は、頭(あたま)が破(わ)れ、心(精神)が錯乱(さくらん)すると御教示(ごきょうじ)されています。

 

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