一万六千年続くパワースポット | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。



上古より、宮を守護する守宮神(すくじん)の宿る「棒石」が、古い神社には存在しています。全国に残っている。

 
石の神籬(ひもろぎ)神が降臨する場所 NET画像

鎮まった杜の奥には、小さな祠(守宮神)が古木の側にあると気づくでしょう。
現代人は、その原始神道の古層に在る意味をあまり理解していない。

そこは長い縄文時代、シャーマンが神憑りとなって祭祀の儀式を行った場所なのです。
神々の世界と現界を区切る境であり、その棒石と石皿で男女一対を現している。
また、棒石に宿る塞(さい)の神が、邪霊・疫神、邪神を祓う神と信じられていた。

縄文の人々は、無から赤子を生みだす生殖(まぐあい)の神秘に、神々と繋がる生命を感じていたようです。赤子は、神々からの預かり物として大切にしたのです。

その場所に、古神道の神社が設けられた。
神々が宿る棒石の側にある古木(懸木)から精霊が降りてきます。
神々と精霊の聖域なのです。

神社に参拝のため入ると、シャーマン体質の方は、すぐにその場所を感じるでしょう。
神威が感じられるパワースポットです。

現在、伝承を忘れて、守宮神を打ち棄てた一部の神社は、やがて廃墟となるでしょう
神霊と精霊の気配」が、感じられないからです。

私は、早々に立ち去ることにしています。