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【尖閣国有化】領空侵犯で新局面入り “奇襲”で対処能力把握狙う
2012.12.14 00:38
中国機による初めての領空侵犯は、沖縄県・尖閣諸島問題が新たな局面に入ったことを意味する。森本敏防衛相は「中国が尖閣諸島の領有権を誇示しようとしたのではないか」と述べ、これまでの領海への侵入に加え、空でも「自国領」であるとの「既成事実」づくりを開始したとの見方を示した。
領空侵犯は自衛隊が北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射への対処を終え「平時」の運用に戻る矢先で、“奇襲”ともいえる。領空侵犯と同じ時間帯には、中国の海洋監視船4隻が領海侵入した。領海侵入は3日連続で、政府が9月に尖閣諸島を国有化してからは17回目となる。
北朝鮮が前回、「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイル発射を予告していた期間中の今年4月12日にも、今回と同機種のY12が日中中間線の日本側海域で、海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」に異常接近した。日本政府はミサイル対応の期間中の尖閣問題での対処能力について、中国側が情報収集もしていたとみている。
中国機による挑発はこれが初めてではない。平成22年9月の中国漁船衝突事件以降、東シナ海の日中中間線を越えて日本領空に接近する中国機は急増した。23年度の航空自衛隊の戦闘機の中国機への緊急発進は前年度比60回増の156回となり、過去最多となった。
今回、空自の地上レーダーでは中国機を捕捉できなかった。自衛隊トップの岩崎茂統合幕僚長は13日の記者会見で「今後このようなことが起こらないよう対策をしていく」と強調した。
政府高官によると、中国機は低空で尖閣諸島に接近した。空自の地上レーダーのうち、最西端に配備されているのは宮古島だが尖閣との距離は約210キロ。低空で飛行してくる航空機は探知できず、「死角」を突かれたといえる。
地上レーダーの「弱点」を補うのは、空自三沢基地(青森県)配備のE2C早期警戒機。空自は那覇基地のE2Cの拠点化計画を進めているが、防衛省幹部は「計画を前倒しし拠点化を急ぐべきだ」と指摘する。
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北朝鮮のミサイル発射と連携している中国軍の動きは予想されていました。
国連安保理での北朝鮮制裁に中国が乗るはずもない。
今回の航空自衛隊の緊張した行動から視えるもの・・・
F15戦闘機計8機と、E2C早期警戒機 飛行隊の半数近くをスクランブルさせた。
計画的に挑発しているのは中国軍。
これは、侵入機が一機ではなく、後詰に中国最新鋭機を飛ばしていたのでしょう。
中国共産党政府は、尖閣事変を意図していると視るべき。
中国包囲網が完成する前に、既成事実を設けるつもりでしょう。
日本政府は国連の場で、中国が資源強奪の為に領土を奪おうとしていると主張しておくべき時期ではないでしょうか。
沖縄は中国の領土 - 琉球群島を日本から奪還せよ!
チベット侵略と同じ手法が使われています。 歴史的な外交関係を中国共産党に都合よく捻じ曲げています。
[参考]
【湯浅博の世界読解】
日米安保は無効? 国連の「敵国条項」かざす中国の危険
2012.12.12 07:53 (産経)[中国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121212/chn12121207530002-n1.htm