コールド・リーディングとホット・リーディング (Wikipedia 抜粋)
コールド・リーディング(Cold reading)とは話術の一つ。外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術である。「コールド」とは「事前の準備なしで」、「リーディング」とは「相手の心を読む」という意味である。
概要
コールド・リーディングは、詐欺師・占い師・霊能者などが、相手に自分の言うことを信じさせる時に用いる話術である。しかし、その技術自体はセールスマンによる営業、警察官などの尋問、催眠療法家によるセラピー、筆跡学や筆跡診断、恋愛などに幅広く応用できるものであり、必ずしも悪の技術とは言えない。
たとえ相手に対する事前情報が全くなくても、コールドリーダーは相手の外観に対する注意深い観察と、コールド・リーディング特有の話術によって、いくらでも相手の情報を掴むことができるのである。対象者への観察力や会話の説得力、相手に与える安心感・信頼感…などが必要であり、高い技術と経験が必要になる。
探偵を使ったり、占いの待合室で助手が世間話をしたりして事前に相手のことを調べておいた上で、あたかも本当に占いや霊感、超能力などで相手の心を読んだと見せかけるホット・リーディングはコールド・リーディングとは異なる。超能力者が様々な事実を言い当てる際にホット・リーディングとコールド・リーディングの技法と組み合わせて使われることが少なくない。
知り合いなどある程度は情報を持っている相手に対してコールド・リーディングを行うことは、ウォーム・リーディングと呼ばれる。
コールド・リーディングによく似たもので、ショットガンニング(Shotgunning)という技術も、超能力者や霊能者を自称する者が用いる技術である。彼らは実演する相手に大量の情報を話すが、そのうちのいくつかは当たるため、相手の反応を見計らいながらその反応に合わせて最初の主張を修正し、全てが当たったように見せかける。エドガー・ケイシー(Edgar Cayce)、シルヴィア・ブラウン(Sylvia Brown)、ジョン・エドワード(John Edward)、ジェイムズ・ヴァン・プラーグ(James Van Praagh)らは全てショットガンニングの疑いがもたれている。
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霊能者を自称する女性のタレントへの洗脳騒動についてコールド・リーディングとホット・リーディングの話術が使われたとの指摘があります。
カルト組織も同様な心理的技法で洗脳すると云われます。
真に霊的感性に鋭い人物ならば、そのような話術は使わないでしょう。
占い師を名乗るより霊能者の報酬が高いので、霊能者だと自称する者が多い。
人の運命に干渉する力を持つ霊能者は稀(まれ)です。
此の世に現れば奇跡なのです。
奇跡は簡単には起きません。
そして奇跡は、さり気ない・・・気づく者は幸いです。
一瞬で信じこませる話術コールドリーディング