ペマ・ギャルポのつぶやき(15)3月10日「チベット決起記念日」
チベットでは3月10日は大切な日です。
昨年3月から僧侶の抗議の焼身自殺が続いています。
凄まじい中国の弾圧は若い僧侶や尼僧を抗議の自殺に追いやっています。
すでに今月まで23名の自殺、1月以降の1月半で11人の抗議の焼身自殺と急激に増加している。
現在、抗議するチベット住民に容赦のない銃撃が加えられています。
ダライラマ法王は世界の要人に救命の請願書を送ったと云います。
日本には鳩山元首相、枝野大臣に要請したと云われますが、反応は見られません。
野党時代には、チベット問題に支援のポーズをしていたお二人は、与党政権入りすると見事に沈黙。
国連人権委員会のチベット人権問題を審議に向けてダライラマ法王の働き掛けがありました。
中国は、日本政府の動きを封じるために、目くらましの「南京大虐殺」を殊更騒ぎ立てているようです。
幻の南京大虐殺が、現在進行形のチベット国民への虐殺を見過ごすものではありません。
そして、チベット人への大虐殺を報道しないマスコミへの忌避は、新聞の購読数の大幅な低下として現れる一因になりました。
収益維持のリストラしても追い付かない。
日本のリベラリストは堕落したようです。
多くの日本の国民の心情は、チベット国民に与しています。