忘れえぬ友情 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

過去のブログを読んでくれる方が居られ、少し話しの続きを書こうと思います。



無賃乗車 こどもの罪 (過去ブログ記事)
http://ameblo.jp/tarooza/entry-10668477121.html


母子が火災事故で亡くなってから、その街に帰る事も有りませんでしたが、
お寺の祭礼のため、妻と出かけました。

残り少ない人生を数えるようになると、懐かしい場所に身を浸したくなるようです。
いつもは、ただ通過するだけの駅になっていましたが、途中降りる事にしました。


町並みは、一変しています。
まるで知らない街になっていました。

長く住んでいれば、名前も知らなくても、通る人たちにどこか見知ったような面影がある筈ですが、それも有りませんでした。


店を覗きながら歩いていると、不意に煙と臭いがしてきます。
火事です。

消防車がけたたましく到着すると、近所の人たちが出てきました。

昔に見覚えのある老人たちが居ました。

まるでサイレンの音に呼び出されたように集まってきます。

この街で、何がしかの縁の有った人たちだと・・・

電車 冥途の土産ができました。



火事に纏わる、長い年月でのシンクロなのでしょう。

彼を思い出しました。


合掌