それまでは多くの反対住民もいましたが、しつこい地上げに音を挙げて止めていきました。
地方の寒村の止むえない事情もあるのでしょう。
地縁、血縁を絡めた地上げは凄まじいものです。
反原発ヒステリー、偏屈、強欲、極左などの罵声、地域社会からの村八分の圧力に曝されてきました。
受難に耐える「意志の固さ」は、どのように生まれたのか知りたいと思いませんか?
慾界にある人間社会で生きる者は、揺さぶられると自分の意思を変えます。
脆いものです。
奇妙な事ですが、その孤独な中で反対表明した亡くなった女性の心を感じます。
住んでいる村は、縄文古墳に囲まれた場所にあります。
かの女も、「精霊の夢」・・・縄文人の生きていた時代を感じたのでしょう。
この夢を見た者は、曲がりません。
キノコさん の紹介先リンクを貼らしてもらいました。
★# あさこはうす を知っていますか?
短稿でした。