【福島原発】
東電の収束に向けた工程表は、「安全情報」ではないのです。
実態は未だに放射能を放出しています。
放射能の大気放出続く…1日154兆ベクレル
内閣府原子力安全委員会は23日、東京電力福島第一原子力発電所から大気中に放出さ
れた放射性物質の量が、放出量が落ち着いた今月5日の時点でも、1日あたり154テラ・ベクレル(1テラは1兆)に達していたことを明らかにした。
5日に福島第一原発から大気に放出された放射性物質の推定値は、ヨウ素131が毎時0・69テラ・ベクレル、セシウム137が同0・14テラ・ベクレル。国際的な事故評価尺度(INES)で使われるヨウ素換算値で、ヨウ素とセシウムの合計量を計算し直すと、放出量は同6・4テラ・ベクレル(24時間で154テラ・ベクレル)となることがわかった。同委員会はこれまで、5日ごろの放出量について、セシウムとヨウ素の量を単純に合計し、「毎時約1テラ・ベクレル以下」と低く見積もっていた。(2011年4月23日21時15分 読売新聞)
定点観測しているポイントでは、ホットスポットの空間放射線量が、あまり低下していません。
半減期の長い放射性物質が影響していると思われます。
測定地nGy/h_4/5___4/10__4/15__4/20__4/23
飯舘村________6050__5420__5050__4240__4170
福島市県北__2150__1970__1870__1740__1640
郡山市県中__2090__1920__1820__1800__1610
白河市_________680____690___710___680____600
南相馬市______770____680___600___530____530
いわき市_______420____420___350___290____300
福島空港______300____240___380___340____330
田村市_________310____240___230___230____220
福島原発から、 大気放出による放射能汚染が、未だに進行しているようです。
被曝させてからの放射能数値の公表です。
監視と個人的な対策が必要ですね。
*概算:チェルノブイリ原発事故では、15キュリー/km2(1日当たり)以上が避難地域でした。(1キュリーは370億ベクレル)
154兆ベクレル(福島)>>5500億ベクレル(チェルノブイリ)「=1日当たり」
短稿でした。