東京ドーム事故で視えてくる日本の風景 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。



コースター事故が事件となりました。

警視庁の捜査一課が担当する事件です。

重要な殺人事件、組織犯罪も担当する部署だとのことです。

このブログ記事は、責任の所在 東京ドーム事故 の続きです。

各社の報道は、安全バーの取り扱いについてのものが殆どですね。


「大柄な被害者」は、安全バーがぐらついて締まっていないと認識していたから、本人の責任もあると記述したブログ記事もあります。

スピン・コースターの製造元は、ドイツ製とも伝わっています。

ドイツ人たちが、日本人より小柄とは思えません。

「大柄だから」、安全装置の安全バー(8段階)が閉じられないとは考えられませんので、このフアクターは無くなります。


現場の従業員は、契約社員とアルバイトで、二人ともニ十代の若い女性です。

安全バーの確認を指導してきたと運営会社の重役が説明しました。

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{東京ドーム側は手によるロック確認を指導し、バーが使用できない客は乗車を断るとしているが、20代の女性アルバイトは事情聴取に「日ごろから手で確認していなかった」と説明。目視だけで発進させていた。
コースターの管理室で全体の安全を監視する役割だった女性契約社員も、ロックの未確認を知っていたとの趣旨の説明をしているという。(2011/02/01-05:38)}時事ドットコム引用

{東京都文京区の遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」で30日、男性会社員が小型コースターから転落死した事故で、同遊園地の従業員向けマニュアルに、安全バーの固定状況を点検する具体的な方法が記載されていなかったことが、関係者への取材でわかった。}引用(2011年1月31日14時37分 読売新聞)
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運営マニュアルは、販売会社からのを元にして、
東京ドームシティアトラクションズ(運営会社)が、独自に作成されたとも云います。それが、本当なら素人集団が作った運営マニュアルと云うことになります。

*{マニュアルに、安全バーの固定状況を点検する具体的な方法が記載されていなかった}

重要な点の一つです。


*{管理室で全体の安全を監視する役割だった女性契約社員も、ロックの未確認を知っていた}

これは、安全ロックの確認をランプ表示で視認していたと云うことですね。

ヒューマンエラーが起きても、電気・機械のシステムの中で安全側にはたらく、フルセイフ機能が組み

込まれているのが自動制御系の常識です。

スタートランプがON にならない内は、スタートボタンを押しても機械が動かない、インターロックが働いていない?


そもそも、遊園地に設置された遊具の製造については、他の機械装置に比較すると安全率が高いのです。つまり、10mmの金属パイプが30mm(目安)を使うということです。電気まわりも同じです。

客の回転率を高める運営計算で、安全を犠牲にすることは技術者の良心が許しません。


インターロックを外させた責任は、問われないのでしょうか?

運営会社の株価が下落したそうです。

世界は見ています。