責任の所在 東京ドーム事故 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。



楽しいはずの遊園地で起きた、痛ましい転落事故死です。



事故を起こした現場の安全確認の責任を従業員(アルバイト)だけに負わせるのは酷です。



なぜなら、

安全確認をマニアルだけで済ますことは絶対に無理です。



たとえ、人間が安全手順を間違えても、機械は安全側に働く 「フルセーフ機能」がシステムに組み込まれているのが当然なのです。 ことに、生死に関わる装置については、安全率を高く設定されています。



の、はずでしたが、このコースター事故に疑問があります。



体を支えている安全バーのロックが、一つでも外れていたら(直列配列のロック信号)、コースターはスタートできない。

警報ランプと警報のみの確認でスタートさせたとしたら、ロックを手動操作(点検作業でのみ)ではずしたことが考えられます。(制御系のインターロック)


{ コースターは鉄製の安全バーで乗客を固定。係員が目視の上、バーを直接つかんでロックを確認し、コースターを発進させることになっている。運行時に乗客が外すことはできない。

最新機種ではロックされていないと発進できないものもあるが、この機種は発進できるものだった。乗客の体格などでロックが効かない場合は乗車を断ることになっている。死亡した倉野内さんは大柄だった。}産経記事引用

ロックについて・・インターロックが無いとは考えられません。
自動制御のシステムなら当然組み込まれています。
プログラムの設計・打ち込み・配線などのトータルで、その部分のみで数時間もしない作業量です。
インターロックに掛る”製造”資金は少額です。

特に、安全装置の定期・臨時とも点検は、念入りに行います。

”運営”企業の責任者の責任逃れを記事にしてるようです?
大柄だった。と、被害者の体形を不可抗力と匂わせています。

しかし、本来のフルセーフとは、それも含んでいます。


動いてはいけないのです。



運営責任は、企業経営者にあります。

高学歴であっても、人を指導する能力に劣る者が、その地位を占めるようになったと感じます。

企業トップの謝罪会見が想像できます。

「安全対策に尽くします。
最新の安全ロックのシステムを導入致します。」と、事故を想定できなかったとの弁明です。

インターロックを外させたのは、誰か?

責任の所在です。


犠牲になられた、倉野内史明さん(34)のご冥福をお祈りいたします。