シツクスセンス Sixth Sense (第六感) | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。




ソビエト兵の意識を探る第六感で、命が助かった人がいます。

日ソ中立条約を破り、満洲にソビエト軍が侵攻(1945.8.9)してきた頃の話です。

満洲の主要都市を占領したソビエト軍は、日本軍や民間会社の倉庫を真っ先に占拠しました。


それまでの日本軍の安全な統制に慣れていた現地人は、それまでのように通りを歩き始めましたが。

突如、ソビエト兵は男女、子供の区別なく機関銃(マンドリン)を撃ち始めました。
逃げまどう人たちは、バタバタと撃たれてしまいます。
そして、ソビエト兵たちは一人づつ止め撃ちをして、金品を奪っています。

警告などありませんでした。


占領期間中、
倉庫ブロックに近づく者は、全て射殺しています。

日本への引き揚げ中の学生が、運悪くこの倉庫ブロックに近づいてしまいました。

「ストーボォ!」はてなマーク

角に潜んでいたソビエト兵が、マンドリンを突きつけています。

前方のほうで、人が叫んでいる。

「×××! ×××!」

マンドリンを撃つ音が響いてきました。
*問答無用です。叫び


学生は、次の角を曲がると撃たれると「直感」したそうです。

背後のソビエト兵の足音を測りながら、覚悟しましたが、猛烈な反抗心が湧きあがったそうです。
父親は、満洲の関東軍の根こそぎ招集でいません。生死も分かりません。

「死ねない」
幼い兄弟が待っています。

彼は、自決用に父親から譲られた「短刀」を隠し持っていました。

用心深く追い立てるソビエト兵を近づかせるため、わざとゆつくり歩きます。
角を曲がろうとしない彼に、苛々したソビエト兵は背中をマンドリンで突きました。

その瞬間、振り返りざま、短刀で刺突しました。

ダッと後ろも見ずに逃げると、
他のソビエト兵がマンドリンを撃ってきましたが、無事に遁れることができました。


彼は、戦後の日本の同じ年代の者の左翼運動を冷ややかに見ています。
左翼運動運動家たちは、満洲からの引き揚げ者をいじめていましたから。

彼らの嘘は、引き揚げ者には通用しません。
満人の満洲國であり、中国人の謂う偽満洲国ではありません。

まぼろしの國にされました。



「第六感」が働かなかったら、今の私は居いなかつたでしょうねと、笑っていました。

彼は、平和な日本を大切にしない風潮に、危惧しています。
わざわざ動乱を呼び込む者たちの愚かさに。


ハツピーライフを大切にニコニコ


*問答無用です。
混乱の時、各民族の潜在的な性質が露わになります。
満洲には、
多くの北方系の現地満人と日本人、東方から朝鮮人と南方から流入してきた漢人が住人。
ソビエト軍の服装でない者すべて標的である。
日本人でない民族名を叫んでも無駄でした。