最初の診察は、去年の5月。
夫は、腫瘍摘出と胸椎再建の手術後で、介護タクシーに乗って、車椅子で受診した。
最初の印象は、
声小さいなー。
ボソボソ喋るなー。
森本レオみたい。
だった。
でも、先生は、しっかり私達の目を見て、話の節目節目に声のトーンを変えてくる。
あれだけ、R病院でビビらされていた
「ツライ治療が待ってるからね
」S先生は、効く抗がん剤が分からないのに、するのはオーバートリートメントの場合もあるからね、と…
経過観察も選択肢に入れてきた。
夫の癌を遺伝子検査する事も話してくれた。
分からない事はない?
聞いておきたい事はない?
何度も聞いてくれた。
夫が入院してから睡眠2時間の生活だった私が、その日から朝までぐっすり眠れる様になった
ちなみに、夫はずーっとスヤスヤ。すごいわ

先生は、毎回診察の最初に、必ずしっかり夫を見て、変わったところはないかと聞く。
大事に
されているみたいで、そばでみていて嬉しい
話はたいてい夫を見てするんだけど、私を見て話をする時も。
それは、私が動揺
している気配を感じとった時。先生、私の考えてる事分かってるん?
と思う瞬間が何度もある。
R病院では、緩和ケアで話を聞いてもらっていた私は、K病院に来てから、その必要はなくなった。

ヘタクソすぎる撮り方

こういう事だよね。
医師に必須の能力!!
S先生も、とても国語力のある先生。
私達を見ながら(主に私
素晴らしい


最後まで、読んでくれて
ありがとうございます

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