「原爆の日」に思うこと。 | カモワンタロット・セラピーで人生に奇跡を起こす! ~烏庵ブログ~

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カモワンタロットリーダーある筆者が、
ふと思った事・感じた事を綴っていきます(´▽`)

『タロットは意識のCTスキャン』

カモワンタロットで宇宙意識に眼を開き、

宇宙の数秘で魂中心の生き方を、

真我中心の生き方を紐解く「コズミックセラピスト。」

 

シリウスから来た宇宙創造主

カモワンタロットリーダー

SORAヒプノシス・マスターヒプノセラピストの

烏庵・タロローグ健です☆

 

8/6は広島に、今日8/9は長崎に

アメリカが原爆を落とした日です。
今年で79年経ちました。

 

広島にはリトルボーイ(ウランを使用)
長崎にはファットマン(プルトニウムを使用)

 

科学的にどう違うかは知らないし、そこは大事じゃない。

2つのタイプを作って、それぞれの効果を知るために落とした。

アメリカは日本を核爆弾の実験台にした!!

 

僕の中には、今でもアメリカに対しては

ピカの恨みがある!怒りがある!!


終戦後、ピカを落とされても

空襲で多くの市民の命を奪われても、

占領下の中、国体護持の為、

アメリカの支援に頼らざるを得なかった日本。

その占領統治の7年間でつかんだ日本という利権を

いまなおアメリカは手放さない。

 

◆個人的な感情はさておき、

今年の8/6はいつもと違う感じがあった。

 

僕が小中学生の頃は原爆に関する授業があり、
修学旅行は小学校は広島、中学校は長崎だった。

教室には『はだしのゲン』が置いてあり、

千羽鶴の佐々木禎子さんについても習う。

原爆についての報道番組も多々放送されていたように思う。

 

今年も8/6を迎えた当日、

平和記念式典の様子をニュースで見て、

ふと感じたことがあった。

 

近年、原爆の惨状を伝える番組や再現ドラマも減り、

ただ平和式典が報道されるだけになったように感じる

日本のメディア。

 

それと同時に自分の中の意識も

稀薄になっていっている感覚に危機感を覚えた。

 

◆その日の夜に放送されたNHKスペシャル「原爆 いのちの塔」

爆心地から1.5キロにあった広島赤十字病院。

コンクリートの建物だったため倒壊せずに残ったが、

爆風で内部は壊滅していた。

医師と看護学生も50名以上が亡くなった。

 

多くの市民は助けを求めて病院に詰めかけた。

医師も負傷している中、懸命の治療を行う。

 

今回、新たに発見された当時の病院長であった

竹内釼(けん)氏の手帳や病床日誌と共に

当時の様子を伝えるドキュメンタリーでした。

 

あの混乱の中、つぶさに

患者の容態を克明に記録していた医師。

その使命感に頭が下がります。

 

◆どういう状態で治療を受け、

どう悪化し、亡くなっていったのか。

原因不明の事態にも直面する医師たち。

その様子が日誌から淡々と伝わってきます。

 

理解出来ない症状、

今までの医学では説明出来ない症状によって

亡くなっていく患者を「原子爆弾症」と記すしかなかった…

 

多くの人が「原子爆弾症」で亡くなっていく中で

ついには命を絶ってしまう若い医師もいた。

その医師は「人間はこれでいいのか」「人生とは何ですか」

と語っていたという。

 

「人間の尊厳とは何なのか?」を

思い詰めるほどの現場だったと思うと、

もう何と言ったらいいか分かりません…。

 

◆やがて病院長の竹内氏は、アメリカからの研究者

AABC(原爆傷害調査委員会)に協力することに応じた。

 

しかし、AABCの目的は原子爆弾によって

どれほどの被害や症状が出たのかを調査するためであったため、

データ収集のみで治療に活かされることは一切無かった。

 

アメリカは医療協力ではなく、

原爆による影響のデータが欲しかっただけ!

 

やがて、竹内氏はやがて院長を一身上の都合で辞職する。

 

◆そして、竹内氏が原爆投下の一年前に、

戦時中に書き上げた医学書の一文が紹介された。

 

『軍陣外科學 前編』

「次で滿洲事變を經て支那事變起り、

昭和16年12月8日對米英宣戰の大詔渙發せられて
古今未曽有の大東亞戰争勃發し、第2次世界大戰となり、

御稜威八紘に輝きて、皇軍の威武 将に旭日の如く、

日本軍陣外科學の前途亦益々光輝を加ふ、

げに戰争は思想・文化・科學改善の父にして、

醫学・軍陣醫学就中軍陣外科學進歩の母なり

 

<意訳>

満洲事変を経て、盧溝橋事件に端を発する日中戦争が起こり、

昭和16年12月8日には、天皇陛下が米英に対する宣戦の詔

(みことのり)を広く流布された。

 

未だかつてない大東亜戦争が勃発し、

それが第2次世界大戦となり、御稜威(みいつ)

つまり陛下の御威光が全世界に輝くのである。

 

皇軍の威武は、まさに朝日のように輝き、

日本の軍陣外科学の前途はますます輝きを増している。

 

本当に戦争というものは、思想・文化・科学改善の父であり、

医学・軍陣医学、中でもとりわけ軍陣外科学進歩の母である。

 

◆一言で言うと、戦時中の竹内氏は

「戦争は医学を進歩させてくれる母である」と言ってるんです。

 

検閲を恐れての言葉なのか、本心なのかは分からない。

確かに安全安心な善用だけでは発展は難しいところがある。

リスクを取ってブレイクスルーした先に進歩がある。

戦争は、その悪用の最たるもの。

そういう考え方があるのは分かる。

 

だけど、戦争の先にあったのは、核兵器の開発。

放射線による身体機能の破壊。医学の進歩なんかどこにもない。人間の尊厳を奪うだけだ!それは母なんかじゃない!!

 

竹内氏は自分の書いた文章を

「原子爆弾症」の多くの患者を診て

どう思ったのだろうか。

 

竹内氏は開業医となって、

原爆医療に取り組む地元の医師を支えたという。

◆改めて思う。核が使われる世界を容認してはいけないと。
そのための教育の時間を惜しむべきではないと思う。

老若男女問わず、学ぶ時間は必要だと思います。

 

最後に別の動画を貼っておきます。
昭和天皇がアメリカの支援に頼らざるを得なくても、

護ろうとした国体(臣民と天皇制)

その答えがここにある気がします。

日本人として誇りと希望を感じずにはいられません。

 

◆平和を願うなら、個人から平和になっていくのが

大切だと思います。人は誰でも内側に暴力性を持っています。

 

自分の中の暴力性に目を向け、

それをなだらかに平らにして、和していく。

暴力性は無くならないから、受け容れて、いかに和すか。

 

僕はアメリカに対する怒りと恨みを

どう平らにして和していくか…。

怒りや恨みを受け容れて、

平和を希求・実現するチカラに変へて…。

(※画像はカモワンタロットではありません。著作権保護の為)

 

少しでも自分の内面が、

そして世界が平和に向かう事を祈って。合掌。

 

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全ては奇跡。

素晴らしすぎる奇跡に感謝です。

 

有難うございました。

合掌。

 

 

烏庵・タロローグ健