『タロットは意識のCTスキャン』
カモワンタロットで宇宙意識に眼を開き、
宇宙の数秘で魂中心の生き方を、
真我中心の生き方を紐解く「コズミックセラピスト。」
シリウスから来た宇宙創造主
カモワンタロットリーダー
SORAヒプノシス・マスターヒプノセラピストの
烏庵・タロローグ健です☆
先月の話になりますが、2024/6/29(土)は、
千年王城・京都の霊峰、鞍馬に行って来ました。
鞍馬には一度入ってみたいと思っていましたが、
関西に住んでいても遠いなぁと思っていたので、
中々、行こうという気が起きませんでした。
行くきっかけになったのは、
僕がヒプノセラピストとして所属している
「意識の旅研究所」の京都合宿です。
京都合宿は6/28(金)~6/30(日)の3日間。
その2日目が鞍馬登山で、それにだけ参加しました(^O^)/
◆鞍馬寺は実は非常に謎めいたお寺。
その創建はお寺の伝承によると、
奈良で唐招提寺を開いた鑑真和上の高弟に
鑑禎(がんちょう)という僧がいました。
霊亀元年(770年)
鑑禎は、ある時、夢で山城国の北方に
霊山があるとお告げを得ます。
その霊山を求めて向かうと、とある山の上方に
宝の鞍を乗せた白馬の姿を見ました。その山が鞍馬山でした。
鑑禎が鞍馬山に入ると鬼女に襲われますが、
その時、枯れ木が倒れてきて、鬼女はつぶされます。
翌朝になると、そこには毘沙門天の像があり、
鑑禎は毘沙門天を祀る草庵を結んだのです。
これが始まりです。
また延暦15年(796年)の話。
造東寺長官を務めた藤原伊勢人(いせんど)は
自身が篤く信仰する観音菩薩を祀るお堂を建てたいと
常々祈願していました。
すると、夢に「貴船の神」と名乗る老人が現われたのです。
伊勢人は、夢と白馬の導きに従って(ここでも白馬!?)
鞍馬山に登ると、そこには毘沙門天が安置されていました。
観音菩薩を信仰している伊勢人は、
観音菩薩ではなく、毘沙門天が祀られていることに
驚きを隠せませんでした。
その夜、伊勢人は再び夢でお告げを得ます。
「観音菩薩と毘沙門天、名は異なるが、
元は同じで、一体のものである」と。
このお告げに深く感銘を受けた伊勢人は
千手観音を造って、毘沙門天と共に祀りました。
◆創建の伝承からすでに謎です(笑)
創建に関わる毘沙門天は「多聞天」とも呼ばれます。
仏法を護る存在で東西南北の「北」を守護しています。
毘沙門天は悪鬼を踏みつけている像が造られることが多いです。
鑑禎の時も、枯れ木が鬼女をつぶして助けましたね。
鑑禎が創建したと伝える霊亀元年(770年)は、
都はまだ奈良にあります。
藤原伊勢人の話は、延暦15年(796年)
その2年前に都が奈良から京に遷りました。
延暦15年(796年)の
出来たばかりの平安京の「北」の守護として、
毘沙門天を安置したなら分かります。
ですが、鑑禎の時代は、そこに都はないわけで。
う~ん、謎です。
◆あと、これは余談ですが、
鞍馬寺の創建伝承と清水寺の創建伝承は
似ている部分が多々あるんです。
創建伝承の時代も近い。
創建に南都六宗の僧が関与している。
鞍馬寺は鑑禎で律宗。清水寺は賢心で法相宗。
共に夢のお告げで、奈良から北に向かっている。
鞍馬寺の本尊は毘沙門天。千手観音も併せて祀っています。
清水寺は本尊は千手観音。毘沙門天と地蔵菩薩を脇に祀る。
何?このミッシングリンクっぽいの。あくまで、ぽい(笑)
ちなみに意識研の合宿3日目は清水寺…!
何と、まぁ!!(笑)←僕は不参加。
◆鞍馬寺は宗派の変遷が激しく、
9世紀末に真言宗になり(それまではよく分かってない)
その130~140年後に、天台宗に変わっていきます。
そして、戦後。昭和22年(1947年)
当時の住職・信楽香雲が新宗教「鞍馬弘教」を開きます。
昭和24年(1949年)には天台宗から独立し、
鞍馬寺は鞍馬弘教の総本山となりました。
伝承の通り、鑑禎が草庵を結んだとして、
それは律宗のお寺として開いたのか。
それとも山林修行のための小さな住まいだったのか。
そこは分からないですし、
藤原伊勢人が来たときはどうだったのかも分かりません。
ほんと、謎です(笑)
◆謎の多い鞍馬寺の中で、重要な行事の一つが
「竹伐り会(たけきりえ)式」
鞍馬寺の行事と言えば、
一般的には「五月満月(ウエサク)祭」が有名ですが、
「竹伐り会式」も大切だと思っています。
これは平安時代、宇多天皇の時代の話。
教王護国寺(通称:東寺)にいた僧で、
鞍馬寺中興の祖と言われる峯延(ぶえん)上人が、
修行中に雌雄の大蛇に遭遇した。
峯延上人は、オスの大蛇を念を唱えてやっつけると、
メスの大蛇には、鞍馬寺の香水(こうずい)を護ることを、
『鞍馬山の水脈』を護る事を誓わせ、解き放った。
その後、オスの大蛇は刻まれて捨てられ、
メスの大蛇は「閼伽井(あかい)護法善神社」に祀られます。
この峯延上人の大蛇退治の故事になぞらえ、
毎年6月20日に青竹を大蛇に見立てて断ち切る儀式が
「竹伐り会式」です。
僧兵姿の鞍馬法師が2組に分かれて、早さを競い、
破邪顕正と五穀豊穣を祈り、水への感謝を捧げるものです。
僕は、この大蛇退治の話を非常に重視しています。
その理由は、鞍馬寺の記事の中で明らかにしていきます。
いきますが、まずは「竹伐り会式」の動画を貼っておきます。
その2へ続きます。
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烏庵・タロローグ健