2/10(土)映画『夜明けのすべて』をみる。 | カモワンタロット・セラピーで人生に奇跡を起こす! ~烏庵ブログ~

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シリウスから来た

烏庵・タロローグ健です☆

 

2024/2/10(土)は
TOHOシネマズ伊丹へ『夜明けのすべて』

公開記念舞台挨拶&全国同時生中継を観に行ってきました!
松村北斗さんと上白石萌音ちゃんのW主演の映画!!

 

舞台挨拶の同時中継は9:00の回の上映後と、

12:25の回の上映前の2回。その2回とも観て来ました(^○^)
そして、その2回とも「M-8」席での鑑賞。

何故、M席かって?それはもちろん萌音ちゃんのMです(*^^)v

 

この映画は瀬尾まいこさんの同名の小説を映画化したもの。

僕は、この作家さんの名前も作品も初めて知りました。

 

萌音ちゃんは瀬尾さんの作品が好きで、

瀬尾さんが『夜明けのすべて』を刊行するタイミングで、

萌音ちゃんがラジオで瀬尾さんとお話する機会があったんです。

 

そこで萌音ちゃんが

「瀬尾さんの作品の大ファンで、私には夢があって

瀬尾さんの作品が映像化されたら出たい。

通行人とかカフェの店員とか」って伝えたら

 

瀬尾さんが

「そんなの主役をしてください。藤沢さんとか、

それこそ夜明けのすべての」

 

萌音ちゃん興奮気味に

「瀬尾さんが書かれる会話文がホントに大好きなんで。

あれを言ってみたいっていうのがすごくあります」

 

すると瀬尾さんは

「藤沢さんやってください。ぴったりだと思います」

 

という感じのやり取りがあったんです。

多少、端折ってるけど。

 

その当時はもちろん

映像化の話も無かっただろうと思うけど、

数年経って、それが現実になったって凄すぎる。

 

萌音ちゃんは、瀬尾さんとのやり取りの後、

家に帰ってから小説を音読したり、

藤沢さんのセリフの練習してたんだって。

 

そういった行動や想いが降り積もって、

今回の映画化と主演という現実創造を起こしたのかな?

って思うと、シンプルにすごい…!

 

これは潜在意識の法則「具現化のピラミッド」にも

適っているから、尚更、感慨深いです(T_T)

 

萌音ちゃんって願望実現力が半端なくて、

それはきっと自分が好きなものもそうだけど、

自分の願望に対する『リスペクト』がすごくあるって感じる。

 

例えば、この作品を良いものにしたいと思ったら、

自分のその想いに対しての『リスペクト』がある。

本人に確認したわけじゃないけど、僕はすごくそれを感じる。

 

◆お話を映画に戻すと、
PMS・妊娠前症候群である藤沢美紗(演:上白石萌音)と

パニック障害を患う山添孝俊(演:松村北斗・SixTONES)

その2人を主軸に物語が進んでいく。

 

自分の意思とは関係なく、心や体がままならなくなる。

精神疾患を抱える二人と、二人を優しく見守る周りの人々。

藤沢と山添は職場の同僚であり、お互いの抱える疾患を知り、

助け支えあうようになっていく。

その日常を丁寧に描いた作品。

 

僕は自分の周りに精神疾患の人はいなくて…、

いや、それは正確じゃない。

職場の人で、うつで長期休職し、そのまま退職した人。

うつで一時休職し、復職した人。

または復職したけど、退職した人。

そういう人なら知ってる。

 

でも、映画に出てくるような

月に一度、イライラして感情を爆発させ、周りを攻撃する。

電車に乗ろうとするだけで動悸などの発作が出るなどの症状が、

精神疾患によっては、あることを全く知らなかった。

 

スピリチュアル業界では

精神疾患の方は御遠慮願うとあるけど、

セッションでどうにかなるもんでもないし、
感情の爆発や発作を誘発する恐れがあると気付いた。

 

萌音ちゃんや松村さんの演技が自然で

本当に、その人のように感じたからこそ

これが精神疾患のリアルなんだと分かった。

 

そのリアルを分かち合える2人が

お互いの日常を営む中で支えあっていく様子は

とても優しくて美しい。

 

それに映画オリジナルのプラネタリウムの話も良かった。

まさに「夜明けのすべて」に相応しい。

 

上映終了後の舞台挨拶1回目はメディアも入り、

上映前の2回目はメディアがいないから

何でも話せるみたいなことを言っていたかな。

 

その2回目で萌音ちゃんは、

「原作と映画、その2つがあって完成する作品です」

という感じの事を言っていたのが印象的でした。

 

映画を見た後、同じ複合商業施設(イオンモール伊丹)にある

本屋さんで小説を買って帰りました!!

 

読んでみると、映画化に当たって

どの部分が原作で、どこがオリジナルかは

もちろん分かるんだけど、

 

原作のテイストがそのまま映画として

新しく生まれ変わった感じで。一種のパラレルなんだよね。

萌音ちゃんが2つで完成と言った意味がよく分かる。

 

2つの結末は違うけれども、

これからも、それぞれの日常を生きていくんだろうなって。

 

自分が安心できる場所。ありのままの自分を優しく

まるっと受け入れてくれる場所があれば、人は生きていける。

そんな事を感じた映画でした。

 

◆正直、一般向けとは全く思わない。

でも、萌音ちゃんファン、松村さんファン、

原作ファンは、絶対、納得出来る映画だと思う。
だから、観て…!!

 

で、最後にどうしても言いたいことが…。

映画オリジナルのシーンで、萌音ちゃん演じる藤沢が

占いを受けているところがあるんです。

 

多分、PMSの悩みで来ているんだと思うけど

水晶占い、もしくは霊視占いと思われる方が

「背中に悪魔がついているから、それを祓ったら大丈夫」って

言うんだよね。

 

やめて~~~!!
占いのイメージを悪くしないで!って思ったよ(>_<)

 

◆敢えて、この映画をタロットで言うなら「14節制」

(※画像はカモワンタロットではありません。著作権保護の為)
 

2つの壺を行き交う水が特徴のカード。

萌音ちゃんが言ったように原作と映画2つで完成もそうだし、
2人がお互い助け合っていく様子もそう。

 

1人では出来なかったことが、

他の誰かと合わさる事で、

次元上昇するきっかけが生まれる。

 

それを教えてくれるカードだし

「14節制」自体が優しさのカードだから、

それには人の優しさが必要なんだよね。

 

映画の感想は、そんな感じです。

良かったら、観てね。あ、文末に予告載せてときます(笑)

 

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全ては奇跡。

素晴らしすぎる奇跡に感謝です。

 

有難うございました。

合掌。

 

 

烏庵・タロローグ健

 

◆予告