まさかの・・・【追記】
僕のCT125ハンターカブが入院して、約一ヶ月。
(盆休みを挟んだのは、アンラッキーやった)
まだエラーの原因確定出来ずに、HONDAも販売店のメカニックさんも頭を抱えてるらしい
メーター内のPGM-FIエラーインジケーター点灯が騒動の始まり。
自己診断機によるエラー診断では『P0132 O2センサーに高電圧が流れた』と。
で、メーカーのチェックシートに従いつつ、怪しい箇所を潰していく。
ハーネス類、カプラ類のチェック。
異常無し。
O2センサー新品交換。
症状改善せず。
試しにO2センサーのカプラを抜いてみる。
『P0131 O2センサー電圧が低い』が表示されるはずが、表示されない。
ハーネスもO2センサーも無問題なのに、低電圧を検知しないって事はECUがおかしいのか
ECU新品交換。
症状改善せず。
排ガス濃度を測定してみる。
CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)共に、CT125の標準値を大幅に上回る。
インジェクターのチェック。
異常無し。
メカニックさん、過去の経験から思い付く
『もしかして、バルブタイミング、狂ってないよな』
排気側にカムスプロケットがカムチェーン1コマ分、ズレてるのを発見
バルタイ修正及び、ガスケット、パッキン類も含めて交換。
そら、排ガス濃度もドエライ数値になるって
メカ的な組み間違えまで、自己判断機では判らんよな
『コレで大丈夫やろ』っと意気揚々とテスト走行
まさかの、症状改善せず
排ガス濃度、若干数値は下がったものの、相変わらずO2センサーへの電圧は高く、エラー表示が出る。
アース不良容疑
エンジンを降ろしてフレームとのアースポイント塗装残留が無いかチェック。
異常無し。
インジェクター交換。
症状改善せず。
メインハーネス交換。
部品到着及び作業待ち今、ココ
ここで少ない脳みそをフル回転させて纏めてみる。
・現時点で登録されているだろう国内2000台で、同じ症状の報告は無し。つまり僕だけ
・O2センサー、ECU、インジェクター、メインハーネスまで新品交換して治らんかったら、あと怪しいのは何処や
・O2センサーのカプラを抜いても、低電圧のエラー検出をせんかったのは何でや
・点火系とか他がおかしかったら、そっちのエラー検出するはずやんな
・バルタイ治したのに排ガス濃度が高いままって事は、他に『真犯人X』が居るっちゅう事やろ
・って事は、もし『X』が正常やったら、バルタイ狂ったままでもエラー検出せぇへん可能性があるんか
・バルタイの他にエンジン本体で何かおかしいところがあるんやろか
・エンジンバラシて調べるにも時間が掛かり過ぎるから、そうなったら、取り敢えずエンジン積み替えか
・車体番号とエンジン番号がズレるのは、HONDA的に拙いんか
・そしたら、丸ごと新車に交換
・でも、登録とか自賠責とか盗難保険の期限とかどうなんの
・そもそも、バックオーダー山盛り抱えてるのに、交換できる車体も無いやん
ぬぬぬ~、解らん事だらけや~
因みにこのエンジン、ハンターカブが初出ぢゃない。
C125、グロム、モンキー125等と基本的には共用やったはず。
しかも、グローバルモデルやから、生産数は数万台に上るはず。
その何万台もの中から、特大ババくじを引いた僕の引き運って
【9月4日13時 追記】
販売店より連絡がありました。
『メインハーネスを交換したら、治りました』
どうやら、メインハーネスの何処かに接触不良か短絡があった模様。
このメインハーネスは朝霞に送り返して、不具合を解析されるみたいです。
後は、度重なる部品脱着による傷(ボルト頭、マフラーフランジ部分等)を
HONDAに補償させるべく、販売店さんが交渉してくれてる。
販売店さん、窓口のモトサルゴさん、ホンマにご苦労様でした
全ての作業を完了して、僕の手元に帰ってくるのは来週ぐらいかな