れいわ・山本代表 会見で野党共闘を否定 | みんなの事は知らないが、俺はこう思う。

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しんぶん 赤旗電子版 2024年4月10日(水)


れいわ・山本代表 会見で野党共闘を否定


 れいわ新選組の山本太郎代表は4日の記者会見で、野党共闘を拒否する見解を示しました。


 山本氏は会見で、衆院東京15区補選への対応について問われ、「基本的に国政においての野党共闘はしないと宣言している」と基本姿勢として野党共闘拒否を明言。その理由として経済政策と国会対応の二つを挙げました。


 経済政策について山本氏は、れいわ新選組は「徹底した積極財政」をとっているが、「今の野党も与党も緊縮(派)なんですよ」「自民党の緊縮派顔負けということまで言っちゃう」と述べました。そして、国民を苦しめている物価高や円安をもたらしたアベノミクスの「異次元の金融緩和」について「特別な政策じゃない」「足りないお金を増やすことによって経済を立て直すという当たり前の経済政策」だと述べ、お金を預けた側が金利を払うという異常なマイナス金利についても解除を主張することは「完全に経済音痴の域」だとしています。そして、こうしたれいわの経済政策に同調しない限り、共闘はしないというのです。


 山本氏は「ほかに処方箋はない」としていますが、「異次元の金融緩和」ではなく、アベノミクスで巨額の利益や内部留保をため込んだ富裕層や大企業に応分の負担を求めるというのが、日本共産党が示している「処方箋」です。


 もう一つは、国会対応です。ここでも、れいわ新選組だけが「たたかう野党」だという立場から、他の野党に対して「国会内でのあまりにも腰の引けた骨抜きの対応」「与党をおもんばかるような国会運営をするものたちとは野党共闘の意味がない」と述べています。


 山本氏は、このように、他の野党を厳しく批判しながら、「野党共闘はしないが、選挙区の調整はします」と述べましたが、このような姿勢では、自民党や公明党に打ち勝つことは到底できないのではないでしょうか。


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今、最も勢いのある野党と言えば、れいわ新選組である事に誰にも異論は無いだろう。

だが、私が気になるのは、他の野党との共闘を日本共産党でさえ謝絶し、一党だけで他の党に立ち向かおうとして居る点だ。勢いが絶好調と雖も無茶過ぎないか心配して居る。

例えば、非合法左翼の自体から政党を継続して居る日本共産党から意見を求めると言った謙虚な姿勢の無さに危うさを感じずにはいられない。