万両が今年も赤い実をつけました。
掲載の写真は自宅の庭で実をつけている「万両」なのですが、これらは全て植えたものではなく自然に芽生えて成長して実をつけたものです。鳥が冬のえさ不足の中で万両の赤い実に惹かれて実を食べて種を糞とともに排泄して、その種が地に落ちて芽生えて成長したものです。意識して探してみると、庭の周囲のあちこちに年々増えています。「南天」も同様に知らぬ間に増えてきています。そう言うと、「山椒」も晩秋から実が赤くなってきます。どうやら、鳥は「赤」意味に惹かれるようです。
万両や南天などの植物は自らが動くことはできないけれど、目立つ赤い実をつけることで実を鳥のえさとし、糞に混ざって排泄されることであちこちで芽生えて、そこで更に実をつけて子孫を周辺に広げていく。植物は自らは動くことはできないけれど、自らを動植物のエサとすることによって子孫を拡大していく。「生命の継承」は動物であれ植物であれ、細菌やウイルスに至るまですごいものだと改めて感じた次第です。
この「万両」の赤い実は、「千両」の赤い実とともに、わが国では「富」に繋がるおめでたい植物とされており、種を植えて栽培してみることにしました。
ついでに「千両」の栽培もしてみようかと。「万年青(オモト)」も含めて、日本人は「常緑」と「赤」がとりわけ好きなようです。
コロナで難儀した今年も幕を閉じ、明けての令和三年は良い年になりますように、願いを込めて。良いお年を。
…… ごきげんよう。
