1月は去(イ)ぬる 2月は逃(ニ)げる 3月は去(サ)る といわれますが。 | 太郎椎茸のブログ

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 年頭の1月・2月・3月は時の経つのが早くて、年が明けたかと思うとアッという間に新年度の4月がスタートするという。これを例えて私が住む地方ではタイトルのことばが言われるのですが。

 実際はどうかと考えていけば、1月は元日に始まり三が日に「初詣」、おせちやお餅などを食べながら「賀状の返信書き」やら、それが終わった頃に地区や職場の「新年会」があり、7日には「七草がゆ」で、11日頃には「年おろし」でしめ縄や鏡餅などを神前からおろし、14日には神前から下ろしたしめ縄や飾りを「どんど」の炎で燃やして、その煙に鏡餅などをかざして持ち帰って食べる。それが15日の「小豆粥(カユ)」である。ようやくこれで新年関係の諸行事は一段落して松の内は締めくくられる。私たちの地区では、その後の1月23日に「二十三夜講」があり神社のお堂にこもる。

 2月に入れば、3日は「節分で豆まき」をして鬼(不幸・災い・邪気)を追い払って福を招き、加えて「恵方巻きを食べ」て更に福を招く。11日には「事始め」を行い本年の豊作と安全を祈る。2月末の日曜日には「山の神講」で山の神に山作業・農作業の安全と豊作を祈る。2月は他の月より日数も少ないので一層早く時が流れる印象を受けるのか。

 3月に入れば、3月3日に「ひな祭り」、21日には「百々手(モモテ)」という弓を射て魔を追い払うというわが区最大の神事がある。加えて、区の総会や区役員の改選、大師堂が建てられている小山(古墳と言われる)の草刈や美化などの日役(労働奉仕作業)もある。

 

 私たちの区の独自の行事もあるが、わが国でも一般的な行事が、この寒い1月~3月までの時期にかなり集中して行われている。年度末の多忙さや、新年度を迎える準備、農作業の開始を迎える準備や諸行事があるため一層時の流れを早く感じるのだろう。古来より4月~10月あたりは農作業等で多忙であったために、農作業のできない1月~3月の間に多くの行事を持ってきたのかとも考えられる。

 

 今日は東京も久しぶりの雨だという。雪も降るかもと。私たちの所は今日も雨。屋根には1昨日降った雪が残っている。善し悪しは別として、表日本(太平洋側)と裏日本(日本海側)と、日本は小さな国にも拘わらず大きく気象が異なっている。冬の西高東低の気圧配置と西から東へのジェット気流によるものだそうだが、よくもこれだけ気象が異なるものだ。

  気象の相違は人々の生活・精神にも大きな影響を与え、和辻哲郎が指摘したように「風土」の特色・差異として現れるのだと今更ながらに実感します。

 

 そんなことやあんなことやでの思いついたままの感想でした。……… では、ごきげんよう。