近況報告。何と言うこともありませんが。 | 太郎椎茸のブログ

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 11月に入った。まさに「光陰矢のごとし」。最低気温が10度を下回る日が増えた。

 なんというほどのことはないが、嬉しいことことといえば、原木椎茸が芽吹き始めたことで、昨日2枚を収穫し、あと収穫を待つちっちゃいのが8枚。ホダ木の数は千本強だから、まだまだ本当のはしりで今月末あたりから商品として出荷できるかなというところ。次に、スダチが今年もかなり実ってくれていること。ふぐ雑炊にはもちろんのこと、秋刀魚や鰺やの青さかなの焼き物にも最適。

 逆に嬉しくないことといえば、カメムシの大量発生。私の地方では「屁こき虫」とも言うくらい、触れば悪臭を放つ。これが山で発生して木や草の汁を吸って生息しているだけなら何と言うこともないが、家屋に侵入して寒さを避けて日当たりのよいところや洗濯物の中や布団の中など身を潜め、また電灯の周りをブンブンと飛び回り、知らない間につい触ったりしようものなら臭い臭いを発して触った服や指が臭くなり石けんで洗ったぐらいでは消えない。これが雪が降るほどに寒くなれば、屋内の暖かいところに固まって集団でじっとして越冬する。だから、真冬になると被害は少なくなるのだが、カメムシの大量発生する年は雪が多いと昔からの言い伝えがある。さあて、今年の冬はどうか?

 

 一昨日はタマネギの苗を400本植えた。できるだけ化学肥料は使わずに草木堆肥と牛糞・鶏糞の有機堆肥だけで栽培しようとするせいか、どうも毎年できがよくない。今年は、家庭事情で野菜の世話が全く不十分で、里芋やショウガやなす、キュウリやトマトなどのできはさっぱりダメ。黒大豆は中くらいのでき程度か? ニンジンとらっきょうだけは何とか例年並み。タマネギもどうも苦手で、400本植えたうち約300本ていどが何とか収穫できるかな。

 昨日は、椎茸栽培の原木づくりのために、伐採するのに適当な楢やクヌギの木をチェックに出かけた。

一本の木から平均10本の原木が取れるとして、私は毎年平均300本の原木に植菌しているので、伐る木は約30本。運搬車に積んで運び出すので、運搬車が通れる作業道に近いところでないとダメなので、もう今年1年ぐらいで自分の山から切り出せる木は殆どなくなる。退職して椎茸栽培し始めてから今年を含めて約250本伐採して伐り尽くしてしまった。来年も生きていて椎茸栽培する元気があれば、原木から購入しなければならなくなる。原木一本500円としても、300本なら15万円。そうなると、販売しても利益は上がらないから本当の贅沢な趣味となる。もう撤退の潮時なのかと、ちょっぴり寂しくもあり。

 
 死ぬまでに、肉体労働ができる間に、一度だけでいいから「米」を栽培してみたいのだが、田植機もコンバインも持たぬ身では、それも無理。あと10歳若ければ「冬季湛水不耕起栽培」というやつに挑戦してみたかったのだが、これも今や遅し。私の所有田は中山間地にあり、山水を各田に個別に配水するシステムになっているので、他の田の水が流れ込むことがなく、また、他の田に流れ出て影響を与えることもないので、遠慮なく肥料そのほか独自の試みができるメリットがある。農薬を使わず有機栽培で、「冬季湛水」だから水鳥が冬やってくるし、水中生物やイトミミズも増えて、「不耕起」だからトラクターも不要で、これでうまい米が収穫できるならば、ブランド米として高額で売れて中山間地の活性化に繋がり、栽培放棄田も再利用できて高齢化が進んでも小規模農業ながら「楽しみ」・「やりがい」を以て高齢者も働けるのではないかと思うのだが、今の私にはそこまでのエネルギーもリスク覚悟の冒険心もない。

 

 以前には、田舎で土地も安いので、高齢者施設を作って、入居者の能力に合わせて田畑での野菜栽培や椎茸の原木栽培に従事してもらって、その収益を入居者に還元して、「生きがい」と「利益」の一挙両得を考えもしたが、これも今となっては夢に終わった。

 住む町の活性化策としては、本阿弥光悦の鷹ケ峯の芸術村に倣って、都市では家賃が高すぎてアトリエや仕事場が持てない芸術家に空き家を安く貸し出して住んでもらい、平成の芸術家村・文化村を作りたいと考えたのだが、これも今や実現に持って行くエネルギーを失い届かぬ夢となった。音楽、絵画・彫刻のみならず、陶芸や織物、染色や蒔絵等々、芸術なら都市近郊でなくとも仕事ができる。新たな創造と伝統の継承と、天空の城をいただく我が町にとってふさわしい活性化策だと考えるのだが。また、ついでに言えば、芸術なり物作りなり農林業なりも含めて諸体験が希望に応じてできる施設を作れば、児童・生徒の「体験教室」の場の提供にもなるしすばらしい学習施設にもなる。さすれば、指導する芸術家や農家などのみならず、学習者に食事や宿泊等のサービスを提供するために市民に労働の場・雇用の場を提供することにも繋がろう。天空の城の観光と共に芸術・物作りを体験するといった機会提供できれば、単なる観光に留まらない集客増も見込めると思うのだが。

 

 近況報告にとどめるつもりが、今やできもしない諦めた夢を「タラ・レバ」で語るブログになりました。

 今日は雨模様ですが、明日からは椎茸の原木用の木の伐採にかかる予定です。次の雨の日にまたなにかつぶやいてみるつもりです。 それでは、ご機嫌よう。