【療法食について】
ペットの食事は近年多様化が進んでおり、各メーカーごとに多くの療法食が販売されるようになりました。人間にとってはもちろんですが、ペットにとっても食事は生きていくなかでも大切なことです。
多くのペットフードの中でも、「療法食」は栄養成分などを疾患にあわせてコントロールした食事のことで、療法食によって治療を行うことを「食餌療法」と言います。
食餌療法は病気を予防・緩和・治療する目的で行われるため、病院では処方として療法食をお出ししております。
・肥満:カロリーを燃焼しやすくしたり、おなかでふくらんだりするような食事
(ヒルズ メタボリックス、ロイヤルカナン 満腹感サポートなど)
・皮膚で悩んでいる子・アレルギー体質の子:食物アレルギーの原因とならないアミノ酸やペプチドを使った食事(ロイヤルカナン アミノペプチドフォーミュラ、低分子プロテインなど)
・膀胱炎など泌尿器系のトラブルがある:尿石症の原因となるような砂を溶かす成分がはいった食事(ヒルズ w/dやc/d、ロイヤルカナン ユリナリーシリーズなど)
・消化器疾患(下痢や嘔吐、宿便など):便を固めるための線維が入っていたり、腸内細菌を活性化したりする食事(ヒルズ w/dやi/dシリーズ、ロイヤルカナン消化器サポートシリーズ、低分子シリーズなど)
これらのように、多くの病気や状況に対処しうるペットフードが多くあり、どれを食べていいのか迷われることもあるかと思います。食事でダイエットをしていってみたい、自分の子の病気にあった食事を知りたいという方など、食事についてお困りのことがございましたらぜひ当院までご相談ください。
☆当院では毎月最終土曜日と日曜日にペットフードが10%OFFとなる「FOODの日」を行っております。詳細についてはスタッフまでお声がけください。