降ったり曇ったりと英語の世界観 | ぴょんばぁの徒然日記

ぴょんばぁの徒然日記

還暦過ぎのばぁさんが出稼ぎから帰ってもあれこれと事件は続く。
怠惰な日常は訪れるのでしょうか

今日は朝から曇り空。

これはウォーキングに行くチャンス。

と、午後遅くになって支度して、

さぁ行こう!!と思ったら雨が降り始めました。

なんだよもう!

ちょっと待ってたら、雨が止んだので、

よっしゃ!!と玄関を出たら、また降り始めた。

やる気を無くしたぴょんばぁです。

そうは言っても、一日中家にいるのもどうかと思い、

コンビニへ。

亭主は今日は夕食は要らないそうなので、

冷凍庫にあるスパ王で夕食を済ませようと思ってたけど、

なんだかとっても「おにぎり弁当」が食べたくなってきた。

ついでにおやつに「台湾カステラ」と、

中山七里の「さよならドビュッシー」を買って帰宅。

 

おにぎり弁当と、亭主が残した昨夜のおかずを食べたら

お腹がはち切れんばかりに。

昨夜のおかずの残りと言っても、

今朝亭主が食べた、その残りで、たいした量ではないけど。

なんだろうなーー。

ちょこっと残すの。

酢豚の残りは

豚肉一切れ、にんじん一切れ、タマネギ少々。

あと一口で食べ切れるじゃん!って言う量を残すんですよ。

なんでもそう。

「なに全部食べてんだーー!」

「全部食べてないもん!」と、言いたいがためなのか?

お皿に乗せて冷蔵庫に入れてあったものを、

全部食べて、お皿だけ冷蔵庫に放置するのも、

まだ残ってると思わせるためなのか?

ぴょんばぁには理解できません。

 

 

先日、本棚を整理した時に出てきた、

松井力也の「日本人のための英語学習法」。

改めて読んでみたら、(内容は全然覚えてなかった)

非常に興味深い。

いわゆる英語のコツとかじゃ無くて、

英語の持ってる世界観と言うか、

英語を使う人の考え方と言うか、

そういったものを日本語と対比させて解説したものです。

 

話は変わりますが、

数十年前に読んだSFで、作者も題名も忘れたけど、

異星人が往来する宇宙ステーションで、

事件があって、詩人の女性が解決するんだけど、

その中で、

ある異星人の言語には一人称が無く、

だから自分自身という概念が無い。

という話が出てきて、

文化が言語に及ぼす影響、言語が思考に及ぼす影響って

大きいんだなーーと、えらく心に残ったんです。

それは置いといて。。。

 

英語を喋るときには、

日本語で考えて英語に置き換えるのでは無く、

英語で考えなさい。

とは、よく言われる事ですが、

この本によると、

まだその先があったんです。

 

例えば一人称。

日本人は「わたし」、「僕」、「俺」と使い分けたり、

自分の事を「お父さんは」「先生は」と呼んだり、

その場の関係性における相対的な自分の位置を規定します。

日本人は相手がいる事によって、初めて自己を規定できる。

でも、英語では、「I」しかありません。

相手との関係は全く無視できるんです。

また相手は誰であろうと常に「you 」です。

付加的な情報をまったく持っていない。

 

日本語は、まず世界があって、色んなものが存在して、

その中の一部として自分がいるけど、

英語は、世界の前に、まず自分自身がある。

フランス語もドイツ語もそんな感じなんですが、

その自我の発想が、唯一無二の絶対神という信仰と

結びつくのではないか。

 

そういった世界との関係性の違いを認識しないと、

英語は上達しないかもねーーー。

 

うーーーむ。

なるほど。。。と思いましたね。

フランスにいた時に、対人関係、と言っても

駅の切符売り場の人とか、銀行の窓口とかですけど、

「一歩も引かんぞ!どすこい!どすこい!」の

心構えじゃ無いと、要求が通りません。

それはそれで緊張感があって楽しいけど、

ずっとじゃ疲れるよな。。。と思っていたのを

思い出しました。

 

しかし、何だろう、この感じ。

ちょっと懐かしいような、この感じ。。。

と思っていたら、作者は以前、「rockin' on」で

文章を書いてたそうで、

すごく納得しました。

渋谷陽一、岩谷宏、松村雄作とかが書いてた、

月刊誌になったばかりの「rockin' on」って、

こんな感じだったよなーーー。

小難しいことばっか書かれてたよなーー。

ぴょんばぁがまったく触れたことがなかったような

難解な文章で、頭破裂しそう。。。と思いながら

必死で読んでました。

まぁそのおかげで、と言うか、大学生活で得たのって、

小難しい文章が読めるようになったって事ですね。

おかげさまで、法律の文章が読めるようになりましたよ。

 

と言ったところで、

英語で仕事してる従兄弟の意見が聞きたくなった。

秋の法事で会う予定だけど、

この本を渡して、

読んで読書感想文を書けって言ってみようかな。

 

時々YouTubeで、映画のセリフが聴き取れるかな?

と言う英語解説を見てるけど、

そもそも発音してない、とか、

母音で始まる単語は、前の単語の最後の子音と重なるとか

放り出したくなるレベル。

 

良いんです。

「スピークイットモアスローリー」で、

中学生レベルの英語で、どすこい!どすこい!と

会話していきましょう。