先に、火葬までのことを書かせてください。
火葬場に空きが無くて
三日ほど一緒に過ごしました。
太郎は亡くなってすぐに硬直しました。
たぶん20分ぐらいです。
驚くぐらい早く始まりました。
腕の突っ張りと険しい顔が
太郎の頑張った姿です。
亡くなる直前、🐥が聴診器を取りに行っている間
とーちゃんは心臓マッサージをしていたらしい・・・。
ほんとかしら( ̄▽ ̄;)
太)記憶にございません(`・ω・´)
そりゃそうよね?
それでね、もう動けなくなってきたから
鼓動もゆっくりになったのかなって思ったら
ものすごいスピードで脈打ってたよね。
太)酸素が足りなくて、心臓が頑張ったの!
太郎の心臓も、全身に血液を回そうと
頑張ったんだよね。
それで、体が突っ張っちゃたのよね。
とっても立派だったよ。
太)そうかなぁ(/ω\)
よくわからなくてクシクシした時は
本当に目が点になったけどね?
どんだけキレイ好きなんだって思ったよ。
そして翌朝、お花をセッティングしていると
お手々が曲がることに気づきました。
あれ?どういうこと?
調べたら、死後硬直した後に
解硬と言って、筋肉の緊張が取れるらしいです。
つまり腐敗の始まり
さらに亡くなってから18時間後
最後の写真撮影をしていたら
体内の物が流れ出てきましたΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
太)す、すまん。。。
いいの、いいの、気にしなくていいの
出したくて出したわけじゃないものね
人間だって、鼻の穴まで塞ぐもんね。
ただ、これがものすごく臭くて(;'∀')
窓を開けて換気扇を回して
マスクをしても臭い!
キレイになった体が、また汚れてしまい
シャワーして洗い流しました。
ドライヤーで熱風を当てて・・・
あ・・・冷風でやれば良かった(;´∀`)失敗
その後、もっと冷やさないとダメだと思い
火葬に持って行く箱に移し
下にアイス枕を敷いて寝せました。
お花を二本持たせて、りんごとゆずも入れました
火葬前日には、体はイワシのように
グデングデンになっていました。
また、少しニオイがし始めて・・・
早く火葬してあげたいと思うように。
キレイ好きな太郎を、キレイなまま
火葬してあげたい。
それが願いになりました。
長い時間、家にいてくれたので
何度もヾ(・ω・*)なでなでしました。
でも冷たくて、硬くて、違うんです。
生前の太郎のオデコは、🐥の手を滑らせると
手に張り付く柔らかさと暖かさがあったんです。
ただフワフワだから良いとかじゃなくて
ちゃんと撫でる指や手の動きに
反応していたんだなって思いました。
ぜひ皆さん、我が子の暖かさと柔らかさを堪能してください。
🐥の手は太郎の頭の形を覚えていて
触ると自然に親指が動いてしまいます。
でも、亡くなってからは硬くて冷たくて落ち込みます。
見た目はフワフワで可愛いのに
触ると悲しくなります。
遺体があるのが、こんなにも辛いなんて。
何度も話しかけて感謝を伝えているうちに、
火葬前日には、涙が止まりました。
「おやすみ」「おはよう」
「お留守番お願いします」
いつも通り話しかけて、仕事に行けました。
「ただいま」
送り出せる気持ちになりました。
3日一緒にいて、最初は体を見るだけで辛かったのが
次第に、このままじゃ太郎が可哀想だから
早くお見送りしてあげようって思うようになりました。
火葬場の混雑で得た時間でしたが
何度も見て確認して、死を受け入れることが出来た貴重な時間になりました。
長くなりましたので、火葬後は次の記事にします。
太)え?まだ引っ張るの?
記憶があるうちに書いておきたいから
また明日、お付き合いお願いします(*‘ω‘ *)