火葬までのこと | たろまろの小さな世界

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2021年12月10日 12歳10ヵ月でお月様へ
太郎爺の想いや生き方と面白さを
これからも残していきたいと思います
2022年8月26日 動物愛護センターより
まろをお迎えしました。
幸せなウサギさんが増えますように

 

先に、火葬までのことを書かせてください。

 

火葬場に空きが無くて

三日ほど一緒に過ごしました。

 

太郎は亡くなってすぐに硬直しました。

たぶん20分ぐらいです。

驚くぐらい早く始まりました。

 

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腕の突っ張りと険しい顔が

太郎の頑張った姿です。

 

亡くなる直前、🐥が聴診器を取りに行っている間

とーちゃんは心臓マッサージをしていたらしい・・・。

ほんとかしら( ̄▽ ̄;)

 

太)記憶にございません(`・ω・´)

 

 

そりゃそうよね?

それでね、もう動けなくなってきたから

鼓動もゆっくりになったのかなって思ったら

ものすごいスピードで脈打ってたよね。

 

太)酸素が足りなくて、心臓が頑張ったの!

 

 

太郎の心臓も、全身に血液を回そうと

頑張ったんだよね。

それで、体が突っ張っちゃたのよね。

とっても立派だったよ。

 

太)そうかなぁ(/ω\)

 

 

よくわからなくてクシクシした時は

本当に目が点になったけどね?

どんだけキレイ好きなんだって思ったよ。

 

 

そして翌朝、お花をセッティングしていると

お手々が曲がることに気づきました。

あれ?どういうこと?

 

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調べたら、死後硬直した後に

解硬と言って、筋肉の緊張が取れるらしいです。

つまり腐敗の始まりショボーン

 

さらに亡くなってから18時間後

最後の写真撮影をしていたら

体内の物が流れ出てきましたΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

 

太)す、すまん。。。

 

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いいの、いいの、気にしなくていいのニコニコ

出したくて出したわけじゃないものね照れ

人間だって、鼻の穴まで塞ぐもんね。

 

 

ただ、これがものすごく臭くて(;'∀')

窓を開けて換気扇を回して

マスクをしても臭い!

キレイになった体が、また汚れてしまい

シャワーして洗い流しました。

ドライヤーで熱風を当てて・・・

あ・・・冷風でやれば良かった(;´∀`)失敗

 

その後、もっと冷やさないとダメだと思い

火葬に持って行く箱に移し

下にアイス枕を敷いて寝せました。

 

 

お花を二本持たせて、りんごとゆずも入れました

 

火葬前日には、体はイワシのように

グデングデンになっていました。

また、少しニオイがし始めて・・・

早く火葬してあげたいと思うように。

 

キレイ好きな太郎を、キレイなまま

火葬してあげたい。

それが願いになりました。

 

 

長い時間、家にいてくれたので

何度もヾ(・ω・*)なでなでしました。

 

でも冷たくて、硬くて、違うんです。

生前の太郎のオデコは、🐥の手を滑らせると

手に張り付く柔らかさと暖かさがあったんです。

ただフワフワだから良いとかじゃなくて

ちゃんと撫でる指や手の動きに

反応していたんだなって思いました。

 

 

ぜひ皆さん、我が子の暖かさと柔らかさを堪能してください。

🐥の手は太郎の頭の形を覚えていて

触ると自然に親指が動いてしまいます。

 

 

でも、亡くなってからは硬くて冷たくて落ち込みます。

見た目はフワフワで可愛いのに

触ると悲しくなります。

遺体があるのが、こんなにも辛いなんて。

 

何度も話しかけて感謝を伝えているうちに、

火葬前日には、涙が止まりました。

 

「おやすみ」「おはよう」

「お留守番お願いします」

いつも通り話しかけて、仕事に行けました。

 

「ただいま」

 

送り出せる気持ちになりました。

 

3日一緒にいて、最初は体を見るだけで辛かったのが

次第に、このままじゃ太郎が可哀想だから

早くお見送りしてあげようって思うようになりました。

 

火葬場の混雑で得た時間でしたが

何度も見て確認して、死を受け入れることが出来た貴重な時間になりました。

 

長くなりましたので、火葬後は次の記事にします。

 

太)え?まだ引っ張るの?

 

 

記憶があるうちに書いておきたいから

また明日、お付き合いお願いします(*‘ω‘ *)