インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
時を超え ジョン・ウィリアムズが 鳴り響く
マンドールドによるインディ。運命のダイヤル観てきました。
ぶっちゃけ、前半〜中盤にかけて本当に退屈だし、アクションもパッとしないし駄作かと思ったら、後半で脅威の盛り返しとインディのあらゆる感情が押し寄せるとてつもない展開に涙してしまった…という。駄作と切り捨てるには勿体無い何かがそこにはあったと私は思います。私は好き。
ただほんとに中盤あたりは物語はノロいし、登場人物たちの言動もチグハグでまじでイライラしながら観てました(笑)アクションも印象的なものがなく、マンゴールドの作家性的にしょうがないんだと思うんですが、スピルバーグ的なスラップスティックでコミカルなアクション、軽口を言い合いながらのハラハラするアクションがなく、というかまじで見せ場のようなアクションがないまま物語が進んでいくのでほんとに退屈でした。
ただ、後半、運命のダイヤルによって時空を超えてからのインディの葛藤。濃厚な死のにおい。
帰ってきてからの一連の描写があまりに良くて、なんだか忘れられない作品になったなと思ったのでした。
確かに駄作かもしれませんが、今のインディだからこそ語れる物語がある。
観てよかったです。
あとなんといっても、ジョン・ウィリアムズの音楽、うーん至高でした。