64を 取り上げられた あの日の僕/M3GANミーガンを観た | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

  M3GANミーガン





64を 取りあげられた あの日の僕



M3GANミーガンを観ました。

めちゃくちゃおもしろかった!


想像の一歩先を行く面白さを提供してくれるおもしろさがあってとても良かったです。

チャイルドプレイのチャッキー的なおもしろさがありつつ、うまかったのは脚本の作りで。

チャイルドプレイ的なるものに親の喪失というテーマを織り交ぜたのが上手いなと思いました。


思考実験的というか、AIに子供の面倒を見させるとどうなるか、AIはどう成長していき、子供にどのような影響が出るかというのがとても丁寧に描かれてて、おもしろくも興味深い映画でした。


子供が渇望する母性をAIが見事にカバーし、欠けた鍵穴にピッタリとAIがハマる感じ。当然子供はAIへの依存が始まり、おかしくなっちゃう感じすごいリアルですよね。この依存感って今だと子供のスマホ依存とかにも同じことが言えるのかなぁとか。


あと思い出したのは幼稚園から小学生の時の思い出で、当時流行っていた任天堂64にハマりめちゃくちゃゲームしてたらある日親に勉強しろと取り上げられた思い出があって。私は泣き喚き発狂したなぁというのを、ミーガンを取り上げられた暴れ回るこの映画の女の子を見て思い出しましたね(笑)いつの時代も、最新技術のガジェットには依存しちゃうよね。でも今回はそこに「親の代替」というより強固な構造ができててすごいなぁと思いました。


ミーガン、おもしろかったー!