チャイルド・プレイ/夏だ!ホラーだ!チャッキーだ! | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

 

 

 

 

 

チャイルド・プレイ

 

 

夏だ!ホラーだ!チャッキーだ!

上映時間: 90分

監督: ラース・クレブバーグさん

出演: オーブリー・プラザさん、ガブリエル・ベイトマンさん、他

 

 

 

「チャイルド・プレイ」のリメイクを観ました。夏にチャッキーが劇場で観れるというだけでそれなりの満足度はあるわけですが、想像以上に僕はこの映画を楽しめましたー!

 


僕は兼ねてからスマートスピーカー的なものは怖いと思ってたので、その怖みが詰まってて満足しました。そもそもニュアンスというものが伝わらない言葉通りにとってしまうスマートスピーカーですし、「あいつ死ねばいいのに〜」と不用意に言わないようにしようと思いました。AIにはニュアンスという概念がない怖さって、あるよねと改めて。


こんな怖い顔売れねぇだろとは思う今回のチャッキーですが、絶妙な禍々しさでしたねあの顔。ホラー描写も悪魔のいけにえシリーズから死霊のはらわたシリーズまで網羅し、うっすら感じる楳図かずお「ねがい」感もあり好きでした。


ジュブナイル感もあり、なんならチーム感もうっすらでてくる後半ですが、好みとしては後半になるにつれもっともっとガキのチーム感が高まっていって欲しかったかなぁ。



ポスターでトイストーリー4をいじってたけど、トイストーリー4を観た後だとかなりシンクロする一本だなと感じたり。トイストーリー4の行き着く先はチャイルドプレイですよね。しかもやつらはチャッキーのようにAIですらない、ナチュラルボーンチャッキーであるという怖み。おもちゃが動くということでトイストーリー4のことをとても考えました。


いろんな要素が盛ってあったけど、案外どの要素も楽しめた気がします。楽しかったです。夏はホラーだね!