ザ・プレデター
とにかくノリがいい。
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監督: シェーン・ブラックさん
脚本: フレッド・デッカーさん、シェーン・ブラックさん
出演: ボイド・ホルブルックさん、ジェイコブ・トレンブレイさん、オリビア・マンさん、他
原題: The Predator
上映時間: 107分
あらすじ: 地球にプレデターが来ます
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シェーン・ブラック監督がプレデターをリメイクということで、予告も最高だったし、作家性と題材がぴったりな予感がしていた本作、楽しみにしてたので観てきました。
とてもおもしろかったです!
映画.comのあらすじはこんな感じ。
1987年の1作目公開以来、世界中に多くのファンを生み出した「プレデター」シリーズの正統続編として製作されたSFアクション。驚異的な格闘センスや戦闘能力、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせる戦闘種族プレデターと人類の戦いを描く。元特殊部隊員の傭兵クイン・マッケナは、メキシコのジャングルに墜落した宇宙船と、その船に乗っていたプレデターを目撃。プレデターの存在を隠匿しようとする政府に拘束されてしまう。クインは、墜落現場から持ち帰っていたプレデターのマスクと装置を自宅に送り届けていたが、クインの息子で天才的な頭脳をもつ少年ローリーが装置を起動させてしまう。装置から発せられるシグナルによってプレデターがローリーのもとに現れ、さらにそのプレデターを追い、遺伝子レベルでアップグレードした究極のプレデターまでもが姿を現す。出演は「LOGAN ローガン」のボイド・ホルブルック、「X-MEN:アポカリプス」のオリビア・マン、「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイ。シリーズ1作目「プレデター」に特殊部隊員として出演した経験を持つ、「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督がメガホンをとった。
人の命の重さがけっこう軽めで、バンバン人が死んで行く、しかも残酷に。でも、ブラックユーモアいっぱいで笑えて、ノリが良い。話は次々進んでいって、あれ今どこにいるんだっけ?とかなるけど、不思議と嫌じゃなく、とにかくノリが良い。景気のいい娯楽作になってて、求めてた料理がそのまま出てきたような感じでした。楽しかったな~(*´з`)
あとルーニーズという主人公チームがとにかく最高。このダメ男チーム感。役者たちのノリノリ具合がこちらにも伝わってくるような感じで、とても楽しかったです。みんなしっかりキャラ立ちしてて、なぜこうなったのかという背景もみんなそれぞれ伝わってくるし、すごくよかったです。これこそ、俺の観たかった「スーサイド・スクワッド」だったというか、スーサイド・スクワッドに足りなかったもの、求めていたものが、全部ここに入っていたなぁと思った「ザ・プレデター」でした。
プレデターとオリビア・マンのチェイスに並行してルーニーズが並走という前半の見せ場は構図感も含めて超楽しかったし、そこからのプレデターが死んだ人間の腕を使ってグッドポーズで逃げ切るというプレデターギャグも最高。というかプレデターすらもギャグセンがあるというのがいいですね。プレデターさん、ノリがよすぎるよ。子供ちゃんがもってたプレデターの武器が暴発して建物ごと吹っ飛ぶというシーンは超笑いましたし、最後の宇宙船の上でのバイオレンス描写、足がなくなるとか、エンジンに突っ込むとか、終始どうかと思うくらいテンションの高いバイオレンス描写が冗談っぽく描かれてて、でもグッとくるところはグッとくる、結局お話はなだかよくわかんないけど、なんとなくいい映画みたなぁという気になる、っていう意味で、まさに期待通りのシェーン・ブラック映画で、僕は大満足でした。楽しかった!
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好き度: 90点
とても楽しかったです
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