オーシャンズ８
心に沁みるアンハサウェイ
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監督： ゲイリー・ロスさん
脚本： ゲイリー・ロスさん、オリビア・ミルチさん
出演： サンドラ・ブロックさん、ケイト・ブランシェットさん、アン・ハサウェイさん、リアーナさん、他
原題： Ocean's Eight
上映時間： 110分
あらすじ： 宝石を盗みます
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ソダーバーグのオーシャンズシリーズに特に思い入れはないのですが、なんとなく豪華キャストだし、夏休みっぽい景気の良さを予告で感じたので観てきました「オーシャンズ８」。
まぁまぁでした(・∀・)
映画.comのあらすじはこんな感じ。
スティーブン・ソダーバーグ監督が手がけ、主演のジョージ・クルーニーほかオールスターキャスト共演で話題を集めた「オーシャンズ」シリーズを、新たにオール女性キャストで描くクライムエンタテインメント。クルーニーが演じたダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャンが主人公となり、女性版オーシャンズが結成される。史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャンの妹デビーが仮釈放された。出所したデビーは犯罪プロフェッショナルである7人の女性に声をかけ、ニューヨークで開催される世界的ファッションイベント「メットガラ」の会場で1億5000万ドルの宝石を盗み出すという前代未聞の計画を実行に移す。デビー役のサンドラ・ブロックほか、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーター、歌手のリアーナら豪華女優陣が顔をそろえる。ソダーバーグがプロデュースを務め、「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロスがメガホンをとった。
この映画の一番の魅力はなんといってもこの豪華女優陣の魅力、そして絶妙な多幸感を感じるチーム女子感、これにつきますね。サンドラ・ブロックは久々にすげぇ魅力的に見えたし、そもそもなんでこんな計画をやるの？という問いに「得意だから」と答えるこの潔さが気持ち良くてなんか納得しちゃうくらい、娯楽映画の主人公ってこんぐらいの動機でいいよなぁなんて思ったりもしましたね。そしてそのサンドラ・ブロックの相棒がケイト・ブランシェット姐さんですよ。カッコ良すぎるだろ…。そしてなんとなく（というかかなり強めに）匂わせる２人の百合感も大好物なあたりでした(￣ー￣)ﾆﾔﾘ とにかくこの２人のイチャイチャを観てるだけでなんとなく満足したなという気になってくるくらい、なんかニヤニヤしながら見ちゃいました。ケイト・ブランシェットが計画に乗る瞬間を、食べ物をあーんするというシーンで見せる演出もフード理論的なフード描写とデレイチャ描写のミックスで大好物でした。あと俺たちのリアーナ姐さんも最高にキュートでやっぱり最高。他のキャストもみんなハマってて、仕事人集団というよりは女子部活感、女子部室感が出てて楽しかったです。
あとは何と言っても今回の一番の魅力はアン・ハサウェイじゃないかなと思います。久々にベスト・アン・ハサウェイきたかもなと。日本では大人気だけど、本国では「嫌いなハリウッド女優ランキング」で常に上位にいるアン・ハサウェイが、遂にそのことを自覚してるかのごとく、かなりメタ的にこのキャラクターを演じてるんじゃねぇか…というところが見えて、もうそこがすげぇ魅力になってたし、やっぱアン・ハサウェイは最高のコメディエンヌだ…ということに改めて気づかされた作品にもなりました。アン・ハサウェイが後半で言う「私、同性の友達少ないから…」「（寂しいから犯罪に？という問いに）そういう時あるでしょ？」というセリフがなんか妙に沁みました。今回のアン・ハサウェイはとても沁みた。。いいぞアン・ハサウェイ！ｶﾞﾝﾊﾞﾚ
と、キャストの演技とマリアージュはとてもいいんだけど、肝心のお話がおもしろくないのが残念なところでした…(涙) まず気になったのは妙に間延びすることでした。期待していたよりも編集のキレが悪いし、なんか画面がモタモタしてるんですよ。もっと編集のテンポを上げに上げて見せてほしかったな。あとそれに加えて問題なのが、この作戦でありこの映画に、ピンチとか失敗しかけるとか、予期せぬ事態が起きて…みたいなハラハラ感というかサスペンス的魅せ場がまったくないということ。かなり淡々と作戦が遂行されて淡々と終わっていくので、チーム強奪ものとしての盛り上がりというか山場がなくて、かなり盛り上がりに欠ける出来になってたように思いました。それに加えて編集のテンポがユルイし…。ま、一言でいうとつまらなかったんです(´・ω・｀)
でもとにかく、キャストの演技とこのチーム感はすっげぇ好きなので、よし！もっと続編を作ってくれ！という感じです。あるのかわかりませんが、次に期待！！
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好き度： 60点
まぁまぁでした(・∀・)
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