トレイン・ミッション
セラ×ニーソン、次は電車。
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監督: ジャウム・コレット=セラさん
脚本: バイロン・ウィインガーさん、フィリップ・デ・ブラシさん、ライアン・イングルさん
出演: リーアム・ニーソンさん、ベラ・ファーミガさん、パトリック・ウィルソンさん、他
原題: The Commuter
上映時間: 105分
あらすじ: リーアム・ニーソン、次は電車で大変
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みんな大好きジャウ・ムコレット=セラの新作で、さらに4回目のリーアム・ニーソンとのタッグという、お前ら仲良しすぎかよ!という映画「トレイン・ミッション」を観てきました。
まぁこんなもんでしょう(・∀・)
映画.comのあらすじはこんな感じ。
「アンノウン」「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」でタッグを組んできたジャウム・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンが、走行中の電車の中を舞台に描くリアルタイムサスペンス。10年間勤めてきた会社から突然、解雇を宣告された60歳の保険セールスマンのマイケルは、失意の中、いつもの電車で帰路につくが、車内で見知らぬ女性から話しかけられる。女性は、電車が終点に到着するまでの間に、100人の乗客から1人のある人物を見つけ出せば、マイケルに多額の報酬を払うという。妻が人質に取られていることが発覚し、女性からの依頼を受けざるを得なくなったマイケルは、絶体絶命の状況下で1人の人物を見つけ出そうとするが……。
「お前らそんな技術があるなら、こんなにまどろっこしいことせずに、ささっとお前らで殺せよ!」というのが観終わった後の感想でしたが、まぁでもなんだかんだで飽きずに最後まで楽しみました。敵側がかなり電車内外を様々なサイバー技術で監視してたり、いろいろ協力者がいたり、かなりすごい組織っぽいのに、なぜかまったくの他人のリーアム・ニーソンや、同じくまったくの他人の黒人ミュージシャンにターゲットを探させて殺させるというこの計画がまず設定として無理ありすぎるよ(笑) そんなすげぇ技術があるなら簡単にターゲット割り出して殺せるだろ!と、リーアム・ニーソンにコトをやらせる理由に合理性がまったくないのが一番の穴だと思いました(;´Д`)みんな大好き「死霊館」の奥さんが大ボスみたいですが、最終的に電車を脱線させるという「もうどうにでもなれ」的な最終手段も含めてこれはちょっと頭が悪すぎる作戦だよ奥さん…。ちなみにみんな大好き「死霊館」の夫も重要な役で出演してましたね。
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それでもなんだかんだでしっかりと楽しみました。「見知らぬ乗客」、「オリエント急行殺人事件」、「アンストッパブル」と、いろんな列車映画オマージュを散りばめつつ、これまでのリーアム・ニーソン無双映画の数々のセルフオマージュ的描写もあり、やっぱりなんか観てて絶妙な安心感と高揚感がありました。序盤のリーアム・ニーソンのルーチンを時間軸をまぜこぜにして見せていくツカミはすごく良かったです。哀愁、ですよね…リーアム・ニーソンは。
後半のマジカ!!というくらいぶっ飛ぶ電車脱線シーンとか、あのジャンルを飛び越える過剰サービスとかはとても好みなあたりでした。とにかく客を楽しませようという姿勢はとても良かったです。ただやっぱり最後まで脚本のちょっと無理のある展開や雑さが気になっちゃったのは残念でしたが、、まぁでもそんなことは織り込み済みで観たし、僕が観たかったのはセラ監督とリーアム・ニーソンのイチャイチャであり、そういう意味ではおそらく二人とも今回も楽しく映画撮ったんだな~(・∀・)ということが伺えて、突っ込みどころ満載ですが、期待通りともいえる、セラ×ニーソン映画第4弾でした。
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好き度: 60点
まぁまぁ楽しみました(・∀・)
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