【映画感想】「マイティ・ソー/バトルロイヤル」 | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

 
 
 
 
マイティ・ソー/バトルロイヤル
 
アアアアア~ア~♪
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監督:タイカ・ワイティティさん
脚本:エリック・ピアソンさん
原題:Thor:Ragnarok
上映時間:131分
お話:神様が身内で揉めます
好き度:★★★☆☆ 3.5/5.0点
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忙しい上にマーベルには最近ちょっと疲れてきてるところなのですが、やっぱりなんとなく映画館に吸い込まれるのがマーベル映画というもの……てなわけで、マイティソー3作目を見てきましたよ。楽しい王道ヒーロー映画でした!
 
そもそも僕のベストマーベル映画は「マイティソー」1作目、というマイノリティなのです…。ほんとにマイティソー1作目は大好きで、カルチャーギャップコメディ要素と、軸にあるクリヘムとナタリー・ポートマンのラブロマンス要素がしっかりと魅力的で、脇の地球チームのステラン・スカルスガルドなどとソーのアンサンブルがほんとに気持ちよくて、スカルスガルドとクリヘムが飲み比べするシーンとか全裸で走り回るスカルスガルドとか、ほんとに大好きなシーンだらけで。
 
そんなマイティソー3作目なんですが、今回は1番の魅力だったナタリー・ポートマンとの絡みは皆無でちょっと悲しかったりしたんだけど、まぁ世界のファンの期待に応えるように、ロキとソーのイチャイチャで引っ張って行くという正しい作りになってました。ソーシリーズはほんとに脇のキャラがしっかり立っててとてもいいですね。
 
映画を観てみると「ガーディアンズオブギャラクシー」の影響をかなり受けてる映画というか、「ガーディアンズオブギャラクシー」の成功がなければここまで思い切ってこっちの方向にふれなかったんじゃないかと思いました。それほど映画全体のデザインとか構造、お話のテンションとかがかなりガーディアンズの影響下にある作品だと思いました。
 
 
とにかく今回はキャラ萌えに特化してて、ハルクは超マヌケだし、ロキはいつも以上にツンデレだし、ソーもこれまで以上にバカだし、敵のケイト・ブランシェットもやりすぎなくらいのキャラづくりで。お話もけっこう1に近い感じですし、お話も王道の感じで、サービス満点で楽しかったです。が、最近のマーベル映画にただようどんなにお話がデカくなっても予定調和感がある問題は今回もなんだけどね…。
 
 
今回は映画のテンションの勝利だと思っていて、とにかく全体が明るくバカなので観ていて気持ちいいというのはとてもあります。映画のツカミもそうですし、クライマックスの今回のテーマ曲が流れながらソーが覚醒し大暴れというシーンももう映画のテンションがどうかしてて最高にアガリマシタ。最終的なオチもノアの箱舟チックな終わり方&ロキの萌えっぷりが大爆発といういい締め方で、うまくまとまってました。楽しかったです。