僕は「ローマの休日」という映画が大好きです。
ローマの休日は、古い歴史と伝統を持つ某国の王女アンが主人公。ヨーロッパ各国を表敬訪問中なのですが最後の滞在国であるイタリアのローマで、過密なスケジュール、疲労感と自由のない生活への不満により、アン王女は限界突破。その夜、密かに城を抜けだした王女は、たまたま通りかかったアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーと出会います。なんやかんやありますがアン王女は、ローマでの散策を楽しみます。まずサンダルを買い、美容院で髪の毛を短くし、スペイン広場でジェラートを食べる。その後ジョーとベスパに二人乗りしてローマ市内を廻り、真実の口を訪れ、サンタンジェロ城前のテヴェレ川でのダンスパーティーに参加する。その様子をアーヴィングが次々とスクープ写真を撮っていくうち、永遠の都・ローマで、自由と休日を活き活きと満喫するアン王女と新聞記者のジョーの男女仲は、次第に近づいていくのであった―――とwikiから拝借するとこんなお話。みなさんもうごぞんじかと思います。
最近個人的にですが、いろいろなことが起きております。そんな中、最近ローマの休日を観なおしてみたのですが、これにものすごくグッときました。
僕の実家は代々家業をやってまして。まぁ特殊な業界ですので小さいころからいろいろ大変でね。大学を卒業してある会社に就職。ここが本当に楽しくてね。ずっとここで働きたい…そう思うほど素晴らしい職場でね。優しくときには厳しくしてくれる先輩たち、何度も飲みに連れて行ってくれておもしろい話を聞かせてくれる社長、ご飯食べてる?と心配して食べ物をたくさんくれるパートさんたち、そして大好きなひとにも巡り合えたりで、もう本当に楽しかった。
このあいだ観なおしたときにはローマで楽しくはしゃぐアン王女にすごく重ねちゃったりしましてね。アン王女も思ったはずなんですよね、「このまま、ここで楽しく暮らす人生もアリなのかな?」とか、ラ・ラ・ランドじゃないですけど「こんな人生もあったかもしれない」と思いを馳せたり…。
でも、アン王女はある壁に張られた戦争で失われた人々の声を目にし、「このままじゃダメだ」と「運命と向き合い、腹をくくり」、王女としての職務へと帰っていくのです。
さて、そんな僕も「運命と向き合い、腹をくくる」ときがやってきました。人生の転機って思ってたよりも早くやってくるものなのですね。本当に大好きな楽しい職場でしたが、そこを離れ、家業に就きます。
恐らく、今まででは考えられないほど困難な道なのは目に見えていますし、数字的にも衰退していっている文化であり業界ですし、その流れを少なからず受けている現状です。
こんなの背負いきれないよ…と、荷が重すぎるよ…とずっと思ってきましたし、今も少なからずです。
こうじゃない人生もあったかもしれません。が、、
でも、やるんだよ!!©根本敬先生
とてつもなく気力と体力のいる大変な道のりになるでしょうが、「人生するかしないかの別れ道で、するほうを選ぶ」人間でありたいし、なにより後悔したくないし、このまま放っておくわけにもいけない事情も多々あります。
いつものやつ貼っときます。
てなわけで、人生の大きな転換期が訪れました、というただの駄話メモでした。
ツラいときは今まで通り、映画から元気をもらいたいと思いますが、今年一番の大物スターウォーズ最後のジェダイがスクリーンで観れるか微妙という事態なうです。まったくなんてこった!!
と、結局なんの話をしてもロッキーの話になっちゃういつものそーす太郎ですが、今後ブログ更新はややゆっくりなペースになるとは思いますが、引き続き読んでね!!
では。