ハードコア
好き度: ★★★★☆ 4.0/5.0点
作り手の気合と熱意に涙
「ハードコア」を観たのでちょろりと感想を。全編FPS視点で進んでいく映画があるというのを噂には聞いていましたが、これだったのですね、とふらりと映画館に行ったのですが、とてもおもしろかったです(゚∀゚)
とにかくですね、作り手の気合と熱意に心打たれましたよ(・∀・)映画全編にただよう「俺たちの好きなもの詰め込んだぜ感」がとても微笑ましくてね…。しかも想像してたよりもアクションがすごいすごい。アクションがほんとに迫力があって、生身感がビシビシ感じるんですよね。描写自体は「ゲームでよく見たあれ」だらけだったりもするんだけど、じゃあ実際にそれを生身の人間がやって生身の人間の視点でそれを見させられたら?という答えを観れた感じが最高でした。一言で言うとやっぱめちゃくちゃ怖いし、このような事態には絶対に巻き込まれたくないと、ゲームでは感じないひとことではない恐怖を感じることが出来て(特に銃撃戦)、新鮮じゃない描写もすごく新鮮に観れました。
FPSで全編通してすげぇアクション映画を作りたいというこの作り手たちのことを考えるとほんと涙ぐましいですよ。これに至るまでどれほどの知恵と工夫と努力があったんだろうと…しかも、それをぜったいこいつらワクワクたのしそうに作ってんだろうな!ってのが画面からあふれ出してるんですよね。そのあふれ出す作り手のワクワクを浴びることが出来ただけでもこの映画を観る価値はあったなぁというか、なんかすごく元気をもらって劇場をあとにしました。
お話はなんども観たあれやこれやをぜんぶぶちこみましたという感じで全編クライマックスのようにアクションのつるべ打ち。世界観の説明はそこそこにとにかく勢いとライド感で走り抜けるという一本なので、まぁ正直お話うんぬんは正直もうちょっとつめればもっとおもしろくなったのではというところもなくはないのですが、ヒロイン(?)のヘンリー・ベネットがマグニフィセントセブンに引き続き最高にエロくてかわいかったので( `д´)b オッケー!
とにかく熱意と気合って画面からあふれ出してくるものだよなと、そんなことを再確認した映画でした。