ザ・ウォーク (IMAX・3D)
鑑賞日: 2016年1月23日
映画館: TOHOシネマズ新宿
好き度: ★★★☆☆ 3.5/5.0点
綱渡りは崇高な芸術である
ゼメキス新作。IMAX 3Dで鑑賞。おもしろかったです!ものすごくテンポよくサクサクと進むので、見ていて気持ちの良い映画ではあるんだけど、ちょっとサクサクしすぎててもっとじっくり見たかったなぁというシークエンスもあったので、そこは良くも悪くもという感じでしたが、なんせ映像がとにかく素晴らしくて、今はないはずのビルがそこにある感は凄かったし、高さ表現がIMAXも相まってとてつもないものがあって、手汗が凄かったです。映画でここまで「高くて怖い」と感じたのは初めてです。IMAXおすすめですよ!
まじで落ちたら死ぬ感に説得力があった。
綱渡り少年だったジョセフ・ゴードン・レヴィットくんが様々なところを綱渡りしていった結果、最終的に世界貿易センタービルで綱渡りをしたいという強い思いを貫き通し、作戦決行のために奔走するという本作。
何気に良かったのは、元々、独学で自己流だった主人公の綱渡りをかつての師匠に頼み込んで基礎から教えてもらうという流れが良かったですね。師弟ものとしてもいいシーンがとても多かったですし、お師匠さんがしれっとニューヨークの作戦決行前にきて作戦会議に参加してる感じとか、グッときました。ケイパーもの的な演出にもなってて、軽快なチーム犯罪ものとしての面白みもかなりありました。
いい顔がそろってましたな
「でもやるんだよ」映画としてもとても良くて、行きすぎた「でもやるんだよ」が狂気にも見えるけど、一周して崇高なものに見えるというところに着地するのに感動しました。なにより、ビルの上に立ちまさに一歩を踏み出す瞬間の澄み渡る朝の空の空気感が、綱渡りは崇高な芸術であるという主人公の言い分に、すごい説得力を生み出していたと思います。あの突然現れる訪問者や鳥とかも含めて、神話を見ているようでした。神々しかったです。
素晴らしい朝の空気を切り取ったな~と。
ラストのメッセージの押し付けがましくない感じは品があってウルっときちゃいましたね。ないはずのものを作り出し、見たことない風景を見せてくれるという、映画のマジックを浴びた感じがしました。
いい顔がそろってましたな
「でもやるんだよ」映画としてもとても良くて、行きすぎた「でもやるんだよ」が狂気にも見えるけど、一周して崇高なものに見えるというところに着地するのに感動しました。なにより、ビルの上に立ちまさに一歩を踏み出す瞬間の澄み渡る朝の空の空気感が、綱渡りは崇高な芸術であるという主人公の言い分に、すごい説得力を生み出していたと思います。あの突然現れる訪問者や鳥とかも含めて、神話を見ているようでした。神々しかったです。
素晴らしい朝の空気を切り取ったな~と。
ラストのメッセージの押し付けがましくない感じは品があってウルっときちゃいましたね。ないはずのものを作り出し、見たことない風景を見せてくれるという、映画のマジックを浴びた感じがしました。