進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD
鑑賞日: 2015年9月19日
映画館: TOHOシネマズ新宿
好き度: ★★☆☆☆ 2.0/5.0点
セリフの9割くらいが大声の大演説だし、前編いちばんの魅力だったゴア描写はないし、なによりキャラクターの描きこみとストーリーの薄っぺらさ、あとはなんといってもカタルシスのなさ、いわゆる「ヌキどころ」がなく、映画として気持ちいいところがない。残念な映画だった。前編がけっこうお気に入りだっただけに残念。
町山さんが言っていたが、1本の映画だったが撮影直前に前後編に分けてくれと東宝側から要望があったとか…。この辺りにかなりの闇を感じるけど、にしてもこの後編を1本の映画としてみるにはあまりにもドラマがなく、突出した見せ場もなく、結果的に魅力のない映画だった。
國村隼と長谷川博己の対立構図はとても魅力的な設定ではあると思うんだけど、どちらのキャラクターの描きこみも足りてないし、大仰なセリフのみで語られてもなにもおもしろくないし映画的ではない。ラストバトルもすごくマヌケな絵面になっていて残念。外は、巨人だらけのはずなのにあの切迫感のなさ緊迫感のなさはなんなんだろう。。シキシマの最後のセリフも脈絡が理解できなかったなぁ。失楽園をセリフで引用してたけど、失楽園の悪魔たちのような魅力、切迫感、かっこよさはなかった。武器萌えしてる石原さとみは、最高だった!
エンドロール後のあれ含め全体的に「ガッチャマン」を思い出しました。残念!