私たちのハァハァ
鑑賞日: 2015年9月17日
映画館: テアトル新宿
好き度: ★★★★★ 5.0/5.0点
素晴らしかった!少なくとも、今年公開の青春映画の中では最も重要な作品になるだろうと思う。何度も見直したいくらい大好きな映画になった。
とにかくこの4人が素晴らしい。誰もが経験したことがあるであろう「この時間がずっと終わらないでほしい」という浮き足立った気持ち、「1ミリも眠たくない」というセリフ、途方もなくバカなことに夢中になったり、ワンシーンワンシーンが激しくノスタルジーを刺激してきて、本当にかけがえのないもう戻ってこない青春の眩しさをギャンギャンと浴びた。この映画がエライのはちゃんと「イタイ」こと。この青春の「イタさ」がほんとうにうらやましく感じる。あの瞬間、あのイタかったころに戻りたくなる映画だった。
素晴らしいシーンはいくつもあるんだけど、なにより4人がケンカをするシーン。ここの緊張感はほんとに素晴らしかった。ここで一気に露わになるそれぞれのスタンスの違いと、ガチファンの女の子の「あ、こいつダメだ感」が最高だった。ほんとイタイ!だがそこがいい!
そこからのいかにも超現代的な仲直りシーンにもすごくグッときた。あのLINEのノリもすげぇリアルで素晴らしかったし、見せ方、表情、ほんとに微笑ましかった。
あと、クリープハイプのライブ関連も良かったし、なにより最後の最後、親からの連絡のところはともあれまだまだ子供であるというところが、余計にこの4人が可愛く感じた。
この映画の熱量、イタさ、そして眩しさがほんとうに好き。4人とも幸せになってほしい!
映画 みんな!エスパーだよ!
鑑賞日: 2015年9月17日
映画館: TOHOシネマズ新宿
好き度: ★★★☆☆ 3.0/5.0点
テレビシリーズは一旦リセットしていちからスタート。まぁまぁおもしろかった。
園子温監督の「女優を美しく撮る」という突出した得意技をいかんなく発揮していてとてもよかった。「夏帆、降板か…」と落ち込んでいたところにやってきた池田エライザがめちゃくちゃ可愛くてぶっちゃけ夏帆よりハマっていて素晴らしかったし、なにより引き続き真野ちゃんが犯罪的に可愛くて、女優陣を見てるだけでそこそおもしろかったので、まぁオッケーかなと思う。
まぁぶっちゃけお話はおもしろくはなかった。「愛のむきだし」の劣化セルフパロディーみたいでお話としてフレッシュさがなかった。お話の勢いもなかったし。でも女優が魅力的に撮れてればなんだかオッケーって思えちゃうっていう、アイドル映画としてはアリな映画だったんじゃないかな。